黄金の腕時計ってどうなの
有事の安全資産とされる金
新型コロナウイルスの影響で「有事の安全資産」とされる金の価格が上がっているらしい。
古代エジプトのツタンカーメンの黄金マスクに代表されるように、金は昔から重宝されてきた。
つい100年くらい前までは、貨幣価値の裏付けが金(ゴールド)だったくらいだ。
つまり、いつでも金と交換することが保障されていたから、安心して紙幣という紙切れを信用できた。
いまはそんな仕組みではなく、日銀などの各国中央銀行が各々で考えて貨幣を発行する仕組みが当たり前になっている。
これは貨幣価値が国の信用で裏付けられているということにほかならず、国が倒産すれば、ただの紙切れ同然というわけだ。
不景気だからと言ってばかみたいにお札を刷りまくって市場に供給するとハイパーインフレーションなる現象がおきてしまい、もう収集がつかなくなる。
いまコロナの影響で全世界の経済がガタガタになっているから、みんな国を信用できないと不安になっている。
だから、誰もが価値を認めるはずである金(ゴールド)を、みんな欲しがっている。
金と腕時計の関係
じゃあ、黄金の腕時計いいじゃん、、、
とはいえ、おっさんくさくでダサい、若い人がつけると成金だの富の誇示だの批判を浴びるのが常だ。
しかし、時計の歴史からみると、時計と金の関係は切っても切れないものがある。
時計の聖地はジュネーブだが、もともと金細工に長けていた場所で、時計とは関係なかった。
そこに宗教改革に端を発するフランス移民が流れ込んだ。
フランスには優れた時計技師がいっぱいいた。
というのもフランスは、時計の進化を二世紀早めたというかのブレゲがいた国であり、ランゲ&ゾーネの創設者であるランゲもフランスに時計修行に行っていた場所だ。
そうして、ジュネーブの金細工師と、フランス移民の時計技師たちのコラボレーションによって、華々しい時計がどんどん生みだされていったというわけだ。
金(ゴールド)は、現代腕時計のお母さん(マザー・オブ・ウオッチ)と言ってもよい。
黄金の腕時計を買うために必要なもの
筆者は黄金の腕時計、賛成派・肯定派だ。
早い話、腕時計はステータスを表現するものだ。
そこで最も分かりやすいのが金(ゴールド)だ。
それに有事でも価値を保存できる。
経済がどうなろうとこれには価値がある、と思って時計を身に着けると誇らしくなるだろう。
最悪、生活のために換金することだってできる。
それに、金は時計が発展した歴史からも、腕時計に使われるのが至極正当な素材である。
あとは、人から嫌味に思われないかな、という他人からの評価など気にしないで居られるメンタルと、資金さえあれば、黄金の腕時計は良い。
おすすめの黄金の腕時計
黄金の腕時計ってどんなだよ、というそこのあなたへ。
筆者がおすすめできるものをご紹介しよう。
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ロレックス ROLEX コスモグラフ デイトナ(Ref.116508-0003)
ロレックス コスモグラフ デイトナ デイトナ シャンパン/イエローゴールド/オイスター Ø40mm - 116508-0003 - The Watch Company東京高級時計専門店
デイトナ、それは「キング・オブ・クロノグラフ」の名をほしいままにする世界的知名度のあるロレックスの超人気モデルだ。
デイトナといえば、SS(ステンレススチール)のモデルに人気が極端に集中していたが、最近ではゴールド製のモデルも正規店のショーケースに並ばなくなった。
上記モデルはどこからどうみてもゴールドで格好いい。
それに「デイトナ」ということで、「金」素材であることとあいまって、有事の資産としても相応しい。
価格はThe Watch Companyさんで4,483,800円(税込、2020年4月27日現在)。
ロレックス ROLEX デイデイト(Ref.228238-0004)
ロレックス デイデイト デイデイト 40 ブラック/ダイヤモンド/イエローゴールド/プレジデント Ø40mm - 228238-0004G - The Watch Company東京高級時計専門店
デイデイト、それは「プレジデントのための時計」。
一般庶民が着けてよいものではないと、あからさまに謳っているモデルだ。
デイトナは、クロノグラフ(ストップウオッチ機能)がついており、カーレースをイメージしたもので、スポーティなモデル。
一方、デイデイトはロレックスのドレスウオッチの最上級モデルだ。
ダイヤルのブラックとゴールドのコントラストが、ダンディさを高めている。
価格はThe Watch Companyさんで3,897,900円(税込、2020年4月27日現在)。
ロレックス ROLEX サブマリーナー(Ref.116618lb-0003)
ロレックス サブマリーナー サブマリーナー デイト ブルー/イエローゴールド/オイスター Ø40mm - 116618LB - The Watch Company東京高級時計専門店
さいごは、ブランパンのフィフティーファゾムスと双璧をなす「ダイバーズウオッチの元祖」サブマリーナーから。
ダイヤルが青いサブマリーナーを通称「青サブ」というが、青サブはSS(ステンレススチール)には存在しない。
注目はやはりダイヤルの鮮やかなブルーと、ケース・ブレスレットのゴールドのコントラスト。
豪華で、美しくもあり、スポーティでもあり。
デイデイトじゃちょっと堅い、デイトナよりはもう少し爽やかな感じが欲しい、という人にはおすすめだ。
価格はThe Watch Companyさんで3,605,800円(税込、2020年4月27日現在)。