(画像引用元は全てロレックス公式サイト - スイス ラグジュアリーウォッチ。以下同じ)
2023/03/27、ロレックスの2023年新作腕時計が発表されました。
デイトナ誕生60周年記念を迎える今年は例年に増して盛り上がっているように見えます。
デイトナはムーブメントがCal.4131に刷新されました。
ケースやダイヤルの細かい仕様も変更されています。このインダイヤルの外枠が細くなった?ためダイヤルの印象がけっこう変わりました。
目玉はコスモグラフデイトナ・アイスブルーでした。
通称プラトナ。
2023年新作デイトナ・アイスブルーにはシースルーバックが採用されました。プロフェッショナルモデルとしては史上初の試みです。60周年アニバーサリーとしてのプラトナへの限定採用なのか、今後他のプロフェッショナルモデルにも広がっていくのか注目です。
その他、新作はかなりの本数がありますが、その中から、私の主観のもと、特に気になった五つのモデルを理由と共にランキング形式で紹介していきます。
第5位 オイスターパーペチュアル36 ターコイズブルー・セレブレーションモチーフダイヤル Ref.126000
ロレックス オイスター パーペチュアル 36 ウォッチ:オイスタースチール - m126000-0009
定価723,800円
皆さんは2023年新作の中で何が一番目を引きましたか?
私はこちらのターコイズブルーダイヤルに丸が描かれたオイスターパーペチュアルでした。
キャンディピンク、イエロー、コーラルレッド、グリーンのドット柄が描かれた「セレブレーションモチーフ」と称されるポップなダイヤル。
何とも斬新です。
これまでにないロレックスの雰囲気の変化が感じられます。
これはロレックスがダイヤルデザインの新しい方向性?ダイヤルで遊びを表現していく方向を示したものでしょうか?
セレブレーション(お祝い)という意味合いの特別なダイヤルかもしれませんね。よって、短期間で廃盤になる可能性もあり、手に入れられたらラッキーですね。
第4位 GMTマスターⅡ Ref.126718GRNR
ロレックス GMTマスター Ⅱ ウォッチ:18 ct イエローゴールド - m126718grnr-0001
定価4,626,600円
帰ってきたイエローゴールドの金無垢。そしてYGとジュビリーブレスレットとの組み合わせが本当に豪華ですねー!
Ref.16758(参考ロレックス GMTマスター Ref.16758 - GMT-MASTER Ref.16758 | Watchpedia)のYGジュビリーブレスレット以来の組み合わせでしょうか。
最近ではゴールドといっても様々なバリエーションがありますが、私はイエローゴールドこそが金って感じで好きですね。ジュビリーブレスレットの細かい輝きと相まって、本作はリッチな気分を満喫できそうです。
パッと見単色ベゼルかと思いきや、ブラック×グレーのツートンベゼルです。落ち着いた雰囲気があり、大人っぽく感じました。
第3位 デイデイト36 エバーローズゴールド グリーンアベンチュリンダイヤル
ロレックス デイデイト 36 ウォッチ:18 ct エバーローズゴールド - m128235-0068
価格は要問い合わせ
グリーンアベンチュリンのダイヤルには写真からも細かい結晶が見られますね。
アベンチュリンは石英の中に他の鉱物が含まれることで内部に反射が起こり、キラキラとした輝きを放つものです(アベンチュリンとは? 意味や効果、相性を徹底解説!)。
アベンチュリンダイヤル、ダイヤモンドがついたアワーマーカー、ブルーテッドベゼル、プレジデントブレスレットの相乗効果で、煌めきがすごいことになっています。
プレジデントを超えた極上のラグジュアリーウォッチ、、、
パッと見で、エバーローズゴールドとグリーンの相性が良く上品で素敵だと思いました。
第2位 パーペチュアル1908
ロレックス 1908 ウォッチ:18 ct イエローゴールド - m52508-0002
定価2,619,100円
何と言ってもシースルーバックを採用したケースには衝撃を受けました。堅牢性など、とにかく道具としての品質ばかりを重視するロレックスが、ついに審美性の追求にも乗り出したようです。
ロレックスといえばプロフェッショナルモデルばかり目立ち、これまでドレスウオッチのラインナップがロレックスのウィークポイントだったわけですが、皆さんにとって、1908はどのような印象でしたか。
1908は三針スモールセコンド、ノンデイト、時針にブレゲ針といった、かなりクラシックな印象に仕上がっていますよね。
以前チェリーニというラインナップがありましたが、最後のムーンフェイズモデルを残して全て廃版となり、ついにムーンフェイズモデルも今回の新作発表と共に姿を消しました。
それに代わるドレスウオッチのラインナップとしての1908。1908年はロレックスというブランドネームが誕生した、ロレックスにとって重要な年ですから、その「1908」と付けられた本作は重要なモデルになりそうです。
今回は三針のシンプルなラインナップのみお披露目となっていますが、ムーンフェイズモデルをはじめ、今後1908というクラシックモデルの方でコンプリケーションがどんどん追加されていくのでしょうね、非常に楽しみです。
第1位 コスモグラフデイトナ Ref.126509
ロレックス コスモグラフ デイトナ ウォッチ:18 ct ホワイトゴールド - m126509-0001
定価5,051,200円
今年は60周年を迎えたデイトナが主役の年でした。
大人気のステンレス製デイトナも含め、全てのデイトナにおいてムーブメントがCal.4131が搭載され、ラインナップが一新しました。
デイトナの魅力は色々あるかと思いますが、クロノグラフのアイコンといえばデイトナであり、長年基本デザインが変わらないところが好きです。
自動巻きクロノグラフは、見た目もクールで、各ブランドで様々なものが存在していますが、ケースの形状、厚みなどが気になるものが多く、個人的になかなかしっくりこないのです。その点デイトナは厚みも抑えられていますし、相対的に装着感も優れていると思います。
数あるデイトナの中で一つ選べるとしたら、、、難しい選択ですが、私はこのホワイトゴールドの金無垢にブラックダイヤル・インダイヤルがシルバー(いわゆる逆パンダ風)のモデルがかっこいいなと思いました。
おわりに
時計愛好家にとって毎年新作発表の時期はもっともワクワクする時です。特にロレックスは毎年、必ず期待・予想以上の新作を入れてきますから、本当にすごいブランドだなと思います。
実際に入手できるのかどうかはさておき、これは好きとか、いつか欲しいとか考えることは今後のモチベーションになりますよね。
皆さんはどのモデルが気になりましたか。