腕時計は実用的な「道具」であるが、今や「ファッションの一部」でもある。
そんなわけで、様々なブランドが、たくさんのモデルを用意してくれている。
ユーザーとしては選択肢が広がってありがたい反面、迷走することもある。
店員さんとの話も盛り上がり、買った瞬間はウキウキ、、、でもしばらく着けてみて「買わなきゃよかった・・・」と後悔だけはしたくない。
後悔も勉強とは言え、これだけは考えて欲しいのが
主にどんなシーン・服装で使用するか。
スーツで堅い場面が多いのに、ゴテゴテした馬鹿デカい腕時計をしていたら?
本人は気付かなくても、周りの人(身だしなみを見る人)にとっては違和感しかないだろう。
反対に、派手なストリート系のファッションに、ガチガチのドレスウオッチでも違和感がある。
理想を言えば、服装と同じように、シーンによって複数の時計を使い分けるのがベストだ。
どんなシーンなら、どんな時計が合うか。
これはブランドとそのラインナップの知識が必要になるので、店員さんをドンドン使おう。
一本で全てのシーンに対応する場合は、どうすればよいだろう。
たとえば、仕事はスーツの人で、オフのファッションもジャケパンなどキレイめ系統が多いならドレスウオッチでも、シンプルなスポーツウオッチでも良い。
仕事はスーツでも、オフにはカジュアル系統が多い人やアウトドアが好きな人なら、シンプルなスポーツウオッチ一択になってくる。
ここで注意したいのが、シンプルなスポーツウオッチとは何ぞや、ということ。
ここは知識というより解釈・感覚の問題だから、あなたのことを一番理解して本当のことを言ってくれる家族や友人から「セカンドオピニオン」を取るなどしよう。
家族や友人に意見をもらうために、店員から許可をもらって、試着時の写真を撮っておこう。
まあ難しいことは言わないで気に入った物を買えば良いのだが、買った後に後悔する人が少しでも減るように願っている。