ブレスレッドタイプの腕時計を持っているそこのあなた。
腕時計のブレスレッドを洗浄したことはある?
、、、ない?
時計が汚れで大変ことになっているかもしれない。
洗浄してくれる時計店もあるが、自宅でもできる。
筆者が自宅でのセルフ洗浄を実践してみよう。
最初のステップはブレスレッドを取り外すことだ。
これには若干のコツと思い切りが必要になる。
当たり前だが失敗すると傷がつく(ラグの裏側に無数の傷が見えるだろう)。
傷がついたら嫌な人は、傷がついても良い時計で腕を磨くか、マスキングテープを貼って慎重にするか、どうしても傷が嫌な人は店に持って行こう。
筆者は、ロレックスはガシガシ使うものだと考えるのでちょっとくらい傷がついても気にしない。
バネ棒外しと呼ばれる工具でブレスレッドを取り外していく。
(筆者が使用しているのはこちら)
取り外したバネ棒はすぐどっかに飛んで行ってなくなるので、しっかりトレイに置いておこう。
ん、、、?
ここで、バネ棒の端の部品が取れて、中からバネが出てくるというアクシデントが発生!
名前通りだが、やはりバネが入っていた、、、
バネを棒の中に戻して端の部品を押し込み、何事もなかったかのように。
さあ、ようやく超音波洗浄機の出番。
超音波洗浄機の中に水を入れて、電源スイッチを入れる。何秒間洗浄にかけるか選択しスタート。筆者は120秒で洗浄。
超音波と聞くと胡散臭いが、CITIZEN製だし、ブゥーっという音が鳴っているし、小刻みに中のブレスレッドが動いている。
多分、超音波は出ている。
(筆者が使用しているのはこちら)
終わって水をよく見ると、若干のゴミのようなものが水に浮いているのが確認できる。
ブレスレッドには細かい隙間がいくつもあり、ブラシで届かない部分にゴミが溜まる。
また、ケース本体とブレスレッドの接合部分は、普段は掃除できない部分なので最もゴミがたまる。
筆者は革ベルトからブレスレッドに取り替えてから約2ヶ月だったが、それでも少しは汚れが浮いてた。
であれば、何ヶ月、いや何年と洗浄していない腕時計は、、、
ついでにサングラスも洗浄しておく。
洗浄の翌日にサングラスを着けてみたところ、肌の当たり方がサラッとした感じになっていた。
洗浄したものはタオルの上へ。
さて、何のベルトをつけるか。
新緑の季節から初夏に向かう爽やかな季節ということで、青い革ベルトをチョイス。
真夏日が続くともう革ベルトは付けられなくなるので、革ベルトがつけられるのももう少しの間だ。
先ほど外したバネ棒を取り付ける。
洗浄とベルト交換が完了。
所要時間は10分もかからない。
夏場は特にブレスレッドが汚れやすいシーズン。
買ってから一度も洗浄していない人はセルフ洗浄にトライしてみては。