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ロレックスの904L SSベルトの魅力を時計選びのプロが解説

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筆者はステンレススチールにアレルギーがあるようで夏場など汗をかくシーズンは直ぐに手首が荒れる傾向にある。

 

そのためステンレススチール製のベルトを楽しめるのは汗をかかない季節限定となる。

 

いまは3月上旬で丁度良いシーズンなので久々にステンレススチール製のベルトに戻してみた。

 

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ナイロンや革ベルトに比べると「ズシッ」とした重みがある。しかし決して嫌な重みではない。

 

ブレスレットの駒が微妙に湾曲していているので手首にフィットする。

 

ステンレススチール製のベルトはここ一年以上着けることがなかったように思うが久々に着けると見た目も新鮮だ。

 

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ご承知のとおり、ロレックスは904Lという特殊なステンレススチールを用いている。

 

高級腕時計一般には304や316Lというステンレススチールが使われている。

 

904Lはその上をいく高級で耐食性等が優れたステンレススチールといえる。

 

ただ見てのとおり、使用中にぶつけたりすると傷はつく。

 

904Lという素材を導入しているブランドは他にも僅かながら確かにある。

 

しかしロレックスの904Lステンレススチールの仕上げはケタ違いの出来栄えと言って過言ではないだろう。

 

端っこの列の表面は艶消し(サテン仕上げ)、真ん中の列と端っこの列の外側は艶あり(ポリッシュ)となっている。

 

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改めて観察すると仕上げが本当に素晴らしい。

 

特に鏡面仕上げ(ポリッシュ)の部分の磨きの精度。

 

これは目を見張るものがある。

 

例えばバックルの側面に写った筆者の親指の肌。

 

肌のキメ?までくっきりと写っている。

 

他の部分も然り。

 

すごく拡大してみると歪みはあるのかもしれないが、肉眼では全く歪みが見えない。

 

このポリッシュはもはや鏡そのものだ。

 

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バックルの部分もブレスレットと同様にサテンとポリッシュの組合せ。

 

ケース・ブレスレットの仕上げにサテンとポリッシュを組み合わせると高級感が出るというが、これがまさにそう。

 

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ベルトの内側は全部サテン仕上げ。肌に接触する部分なので。

 

外から見えない内側も、全く手抜きなし。

 

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バックルを開くとこんな感じでポリッシュになっている。

 

着用時には見えない場所だがROLEXのロゴがイカしている。

 

904Lステンレススチール製ブレスレットの仕上げ、フィット感、高級感。

 

このブレスレットだけでもロレックスを買う価値がある。

 


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