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「時の大切さ」時計選びのプロがコロナを機に考えたこと

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腕時計はアクセサリーの一つである。

 

だいたいのアクセサリーは何らかの概念を表現している。

 

たとえばハートの形で「愛」や「命」を、ドクロの形で「恐怖」や「死」を表現するとかいうことだ。

 

そういう物をいつも肌に身につけることを通して、いつでも自分が大切にしていることを意識できるという意味がある。

 

(かわいい、格好いいという感覚だけでは、ただただ薄っぺらい)

 

腕時計は「時」という概念を表現している。

 

時は人間の思考の中にしか存在しないものだが、これを文字盤と針を用いて見える化したものが時計である。

 

概念があるところには、その本質を考える哲学が生まれる。

 

人間は、自分がいつか死ぬ存在だと認識している。

 

だから、時という概念は人間にかなり密接に関わってくる。

 

いま新型コロナウイルスが世界中の人の命と健康を奪っている。

 

非感染者だっていつ感染して重篤化するか分からない。

 

死を「現実の問題」として感じるようになった。

 

そして嫌でも自分に残された時間は有限だと思い知らされることになった。

 

でもこういうことを考えながら生きていくっていうことは、本来それが人間としてあるべき姿だと思う。

 

あいつもこいつも許せない、あれもこれもけしからんと考えている時間、、、

 

やらなくてもいいやりたくないことをする時間、、、

 

その時間、あなたの限りある人生にとって、本当に必要か?

 

腕時計を身につけることには、実用面でも便利だが、やっぱり時というものをいつも意識できるという深い意義がある。

 

腕時計づくりにおける「時の哲学」ということでは、フランクミュラーが先駆者だ。

 

天才時計師だとか、トノー型のケースとか、オシャレな文字盤とかに目が行きがちだが、このフランクミュラーの真の価値はそういう部分ではない。

 

https://www.franckmuller-japan.com/special/?id=597

 

上記記事はフランクミュラーの考える時の哲学だ。

 

是非一読してほしい。

 


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