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ミドル世代の趣味には腕時計がいいよ 30代、40代 迷走中のサラリーマンに伝えたい

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新米がミドル世代に抱くイメージ

会社の規模にもよるが30代、40代ともなれば然るべき役職についているはずの世代だ。

 

仕事の質量ともに新米の頃に比べれば圧倒的にパフォーマンスが上がっている、はず。

 

仕事時間のコントロールもある程度裁量がある、はず。

 

給料も徐々に増えている、はず。

 

出会う人も増えて色々な交流が生まれている、はず。

 

自分が新米の頃、30代、40代にはこんなイメージを持っていただろう。

 

果たして、今のあなたは、どうなっているか。

 

ミドル世代が、まじめに考えるべきこと

30代、遅くとも40代になって、そうなっていない人、自分に自信をもてない人は、まずは自分の仕事を極め(ようと日々前進し)なければならない。

 

「働き方改革」とか何とか言って、「仕事をハードにする」=「悪」みたいな風潮もあるが、働き方改革なるものや経済社会が迷走しているのは、本質を知らないからだ。

 

何事も本質に立ち返って考えることが必要。

 

仕事の本質は「相手に」「価値を」「与えること」だ。

 

つまりこういうことだ。

 

A氏とB氏しか存在していない島があったとしよう。

 

AもBも一人で生きていけるとは限らない。

 

狩りが得意かもしれないし、炊事が苦手かもしれない。

 

住みかをつくるのが得意かもしれないし、掃除が苦手かもしれない。

 

船をつくるのが得意かもしれないし、操縦が下手かもしれない。

 

得意なことは、人それぞれだ。

 

たしかに、努力すれば、苦手なことも含めて、全て自分でこなせるかもしれない。

 

しかし、AとBが協力して、互いに得意なことに注力し、得意なことで得た成果=価値を相手と交換した方が、お互いにメリットが大きい。

 

AもBも得意なことに注力し続ける結果、腕前が「プロ」になって、互いが得られる価値の大きさも増えていくはず。

 

これは原始的な物々交換の世界の話だとおもうかもしれないが、現代では「価値」への対価が貨幣に置き換えられただけで、本質は変わらない。

 

社会というスケールになると本質がぼやけてしまうが、突き詰めていけば、AとBの関係の連鎖が社会だ。

 

「そんな、おれの仕事なんて、、、」みたいなことを言う人がいるが、それは本質を見極められていない証拠だ。

 

おれの仕事なんて誰でもできると言うのは、仕事のレベルが低い自分から逃げているということだ。

 

筆者はNHKの「プロフェッショナル仕事の流儀」という番組が好きだ。

 

どんな仕事でも極めれば「プロ」だ。格好良いし、尊敬される。

 

www.nhk.or.jp

 

本論:ミドル世代の趣味には腕時計がいい

さて、本論に入る。ミドル世代には、趣味として機械式腕時計を薦めたい。

 

趣味=買うことではない

さて、そもそも趣味が必要なのかという議論もあるが、筆者の考えでは、仕事に資するものであれば必要であり、不可欠であるともおもう。

 

広い視野は仕事の取り組み方にも良い影響を与える。

 

趣味は何でも良いが、ミドル世代にはやっぱり、「ただ楽しい、嫌な気分をリセットできる」だけじゃなく、自分の仕事の糧になるような趣味もあるといい。

 

そこで、筆者が薦めたいのが「機械式腕時計」という趣味だ。

 

機械式腕時計なんて高くて買えないよ、と言うかもしれないが、必ずしも、時計が趣味=時計を買う(収集)ということではない。

 

「趣」つまり、そのものがもっているよさを、感じ取る=「味」というのが趣味。

 

機械式腕時計を買わなくても、雑誌とかで詳しい情報は収集できるし、実物が見れないよ~というのはあるが、YouTubeで実物をレビューしている動画がたくさんある。

 

まずは「たとえば100万円あったらどれ買おう」と妄想して色々と見てみるとよい。

 

数えきれないくらいのブランドとラインナップが展開されているので一つや二つ響くものはあるだろう。

 

機械式腕時計を趣味とする実益

そして、考えてほしい。

 

よく考えたら腕時計に100万円って高くない?ボッタくりじゃない?と。

 

時計も物によっては強気価格のものもあるとはおもうが、基本的には価値に見合った値段がついているとおもう。

 

そうすると、なぜ時計が100万円もするのかという理由が存在することになる。

 

宣伝広告費が乗っているんだよというのもあるが、値段のベースはおおざっぱに言えば、ブランドの歴史・格であり、技術であり、どの程度の材料、時間と労力が投入されているか。

 

機械式腕時計は、歴史を辿れば、時計の産地スイスでは「水平構造」、つまりパーツごとに製造が分業されていた。

 

ダイヤルをつくるメーカー、針をつくるメーカー、ムーブメントをつくるメーカー、パーツを組み上げるメーカーなど。餅は餅屋だった。

 

もちろん、マニュファクチュールという自社一貫生産をするメーカーは今も昔もあったが、内部では工程がわかれていて、それぞれに職人がいた。マニュファクチュールだって人単位でみれば、餅は餅屋であることに変わりはない。

 

ダイヤルにしても、針にしても、ムーブメントにしても、時計師たちは飽くなき改良を積み重ねてきたわけで、さまざまなプロフェッショナルたちの優れた技が詰まっているのが、機械式腕時計。

 

プロたちの技が結集した結果、すべての部品が一体に噛み合って時計の針が動く。いいね~。

 

値段が高くなればなるほど「こんな細かいところまで」「外から見えないとこまで」完璧に加工され、磨き上げられ、装飾が施されているもの。

 

ムーブメント(機械)にしても、値段が高ければ高いほど複雑なしくみになっている。

 

で、いろいろ調べてみれば「100万円は適正価格」だとわかる。

 

機械式腕時計を趣味にする良いところは、価値を見る目や視点が養えるということもあるとおもう。

 

それに、時計の価値を深く調べる過程で、歴史のこと、物理のこと、天文学のこと、化学のこと、経済のことまで、幅広く関係してくるので、教養も得られる。

 

教養を得ようとおもって読書をするのは辛い。

 

しかし、興味をもったものの良さを知りたいと言う欲求のなかで教養を得るのは苦ではない。

 

ミドル世代の趣味には腕時計がいい。

 


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