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機械式腕時計の行く末は。時計選びのプロが心配に思うこと

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コロナは一体いつまで続くのだろう。

 

経済が回らない中で真先に消費が鈍るのが贅沢品。

 

機械式腕時計はやっぱり贅沢品。

 

機械式腕時計が売れないとメーカーにお金が回らず、職人にも給料が回らなくなる。

 

そのうち時計産業から人が離れて、作り手がいなくなるかもしれない。

 

200年以上連綿と続いてきた技術と伝統だ。

 

ゼニスはクオーツショックの時に機械式腕時計から一度撤退している。

 

職人の一人が図面や道具を隠して保管していたからその後なんとかエル・プリメロをつくることができたが。

 

セイコーもクオーツに傾倒して、機械式腕時計から一度撤退している。

 

機械式腕時計の人気の高まりを受けて再開したものの、再開当初は技術が喪失していて相当苦労したようだ。

 

ロレックスは工場の操業を一時停止した。

 

また非常事態宣言にあわせて時計販売の重要ルートである百貨店の売り場は軒並み休業している。

 

コロナの影響も近いうちに終わりがくると信じたいが、長期間にわたるものだという前提で、業界総出で具体策を検証していくべきだ。

 

機械式腕時計の技術が途絶えないことを切に祈る。

 


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