しろくま腕時計紹介店

高級ブランド腕時計の魅力をウオッチコーディネーター(日本時計輸入協会認定)が発信。時計ブランドの哲学や時計のコンセプトを分かりやすく紹介。腕時計選びに特化したブログ。

マニアックだが必読 Chronos 2020年5月号(vol.87) ディテールで見極める良い時計の見分け方 

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腕時計に関する情報収集で欠かせないのが時計専門誌。

 

筆者が定期的に目を通しているのは

 

 

の三つ。

 

最近どれも特集や記事がマンネリ気味だった気がする。

 

しかし、最新号であるChronos 2020年5月号(vol.87)はおもしろい。

 

Chronos 5月号(vol.88) 2020年4月3日発売

Chronos 5月号(vol.88) 発売中 | 高級腕時計専門誌クロノス日本版[webChronos]

 

一読の価値があるのは「ディテールで見極める良い時計の見分け方」という特集。

 

コート・ド・ジュネーブ(ジュネーブ装飾)やペルラージュといったお馴染みの装飾技法や、エッジの面取りなどについて、具体的なモデルの写真を参照しながら非常に丁寧な解説がされている。

 

一般には、コート・ド・ジュネーブペルラージュなどと装飾の種類として一括りにしがちで、それ以上踏み込んだ細かな違いまでは理解されていない。

 

また「面取り」という用語もよく聴くが、理解のほどは怪しい。

 

一口にコート・ド・ジュネーブペルラージュ、面取り、といっても、各ブランド、モデルで細かい違いがあるという。

 

しかし、その技法に手間がかかっているか、大量生産的に機械で加工されているかといった違いは、前提知識がなければ見分けられるはずもない。

 

機械式腕時計において、数万円のものから、何千万といったものまで「大きな価格差」が出てくるのは、まさに、こういった「細かい工夫」がどれくらいのレベルで施されているかによる部分が大きい。

 

本特集の内容はかなりマニアックだが、時計の真価を見極めるうえで必読。

 


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