はじめに
私が愛用しているThe CITIZENキャリバー0200のブログです。
購入から約2年が経ちましたので、改めてキャリバー0200はどんな時計か、その魅力をお伝えしてみようと思います。
時計の状態
私の普段使いの時計は7〜8本あり、それらをローテーションしているので、キャリバー0200の使用頻度は1週間に1回程度でした。
目立つ傷は見当たりません。
ケースやブレスレットの外装は筋目加工が中心なので、仮に傷がついてもあまり目立たないと思います。
ブレスレットとケースが一体になった外装を持ち、所々に美しく光を反射する鏡面仕上げが施されたキャリバー0200。
いわゆるラグジュアリースポーツウォッチということができますが、ギラついた印象はなく、控えめな印象です。
満足度
ザシチズンキャリバー0200の購入を検討されている方としては、実際の購入者の所有満足度が気になるのではないかと思います。
結論からいえば、私の満足度は「かなり高め」です。
仮にいくら資金があっても、価格の割にブランドの魅力、物の素材やつくり、使い勝手などでイマイチだと感じる物に、大事なお金は使えないですよね。
購入金額相応のクオリティは最低ラインとして、自分の中で更にどこまでの価値を見出せるか。
上の写真は価格が5、6倍異なるチャペック・アンタークティックを並べてみました。
もちろん細部までみればわかる話ですが、時計に詳しくない方が見れば、両者の間にクオリティに関して顕著な開きは感じないかもしれません。
実際に、キャリバー0200の外装のレベルは相当高いものと感じます。
2023年6月現在の国内定価は60万円程度となっていますが、仮にスイス製の同じような時計なら桁がひとつ変わってくると言っても過言ではないでしょう。
キャリバー0200の他のオーナー様とインスタグラムでやり取りをした際、同じ感想を持たれていました。
この価格帯で、これほどコストパフォーマンスに優れた時計は見当たりません。
ラグジュアリースポーツウォッチとしてのブレスレット一体型の見せ場は、やはりケースからブレスレットへの流れの美しさ。
それを出すには加工精度が問われるところですが、この点のシチズンのレベルは相当高いですね。各面の歪みがなく、エッジが立っていてキレキレです。念のため、エッジの見た目は鋭利ですが、触っても痛くない仕上げがされていますのでご安心を。
敢えて注文をつければ、キャリバー0200は筋目加工が主になっており、この辺りが少し勿体ないところです。
ラグジュアリースポーツに求めるのは言うまでもなく、ラグジュアリーなイメージですから、たとえば鏡面仕上げをより積極的に、大胆に取り入れてみると、さらに魅力が高まるのではないでしょうか。
おわりに
ザシチズン・キャリバー0200の購入2年使用レビューをお届けしました。
外装のクオリティは、この価格帯では屈指のものです。
ドレスウォッチでもない、ゴリゴリのスポーツウォッチでもないデザインは、様々な服装やシーンで着用できる万能性を持っています。
何か一本、国産の高級機械式時計を狙っている方には、是非キャリバー0200を選択肢の一つとして吟味していただきたいと思います。