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時計屋放浪記【オメガ】シーマスター ダイバー300M コーアクシャル マスター クロノメーター 42MM Ref.210.30.42.20.04.001

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時計屋放浪で出会った時計を紹介しよう。

 

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オメガ シーマスター ダイバー300M コーアクシャル マスター クロノメーター 42MM Ref.210.30.42.20.04.001

価格61万6000円(税込)

 

スペック(オメガ公式HPより抜粋)

ラグの間のサイズ: 20 mm

ブレスレット: ステンレススティール

ケース: ステンレススティール

ケース直径: 42 mm

クリスタル風防: 両面に無反射加工を施したドーム型強化無反射サファイアガラス

防水: 30 気圧 (300 メートル / 1000 フィート)

キャリバー: オメガ 8800

パワーリザーブ: 55時間

シリコン“Si14”製のフリースプラングテンプ

15,000ガウス以上の耐磁性能

 

シーマスター ダイバー300Mのベゼルはブラ⁠ックセラミ⁠ック製だ。傷が付きにくいのでスポーツウオッチには最適の仕様。

一般にセラミックは加工が難しくコストがかかる素材だ。

 

シーマスター ダイバー300Mのベゼルのダイビングスケ⁠ールはホ⁠ワイトエナメルで仕上げられており、エナメル独特の光沢が楽しめる。

少量とはいえエナメルが使われているのは贅沢ではなかろうか。

 

シーマスター ダイバー300Mのダイアルはかなり白い。

例えるなら歯磨き粉のような白さ。

ダイヤルも無駄に?セラミ⁠ックである。

 

その硬いセラミックのダイヤルに、レ⁠ーザ⁠ーエングレ⁠ービングによる波模様が彫られて「海感」が出ている。

しかし、このデザインは特に正面からのぞいた時に結構インパクトを感じるので好き嫌いが分かれるかもしれない。

 

シーマスター ダイバー300Mの10時位置についている突起部分は、深く潜った時に時計内に溜まるヘリウムを外に逃す装置だ。

なんちゃってダイバーズではない本格的な仕様だ。

 

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低い角度からのアングル。

 

まず立体的なアワーマーカーが目に入る。

これはアプライドインデックス。

つまり印字ではなく、別部品が植えられている。

立体的で視認性が高くなる上に、やっぱり高級感が出る。

 

シーマスター ダイバー300Mの針は肉抜きがしてある。その目的は定かでないが、波模様のダイヤル推しか。

 

針の先端、そして文字盤の"Seamaster"のロゴ部分には「赤」を差し色に使用。

好みは分かれるだろう。

 

シーマスター ダイバー300Mのブレスレッドは5連状で、間の2列は縁が二重線状になっている。

グランドセイコーなどでもみられるデザインだが、個人的には余計な装飾だと感じる(シンプルな3連の方がスッキリするのでは)。

 

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シーマスター ダイバー300Mはシースルーバックであるというのは嬉しいポイント。

裏蓋も波の模様で象られており、ダイヤルのデザインと一貫して波を表現している。

 

最後に着用感。

悪くはないが、いかんせん重い。

正確な重さは分からないが、193グラムと表記しているサイトがあった。

この重さがダメな人やそもそもブレスレッドのデザインが気に入らない人は同モデルのラバーベルトタイプを選ぶことが考えられる(その方が若干安く買える)。

 

シーマスター ダイバー300M。人気モデルだし防水、耐磁、外装(セラミック)のスペックはどれも優れている。

これで価格が60万円代だからかなり価値がある。

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