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セイコーVSシチズンどっちがおすすめ 機械式ダイバーズウォッチ比較

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はじめに

夏に向けてダイバーズウォッチが気になり出す時期になりました。

ダイバーズウォッチは、機能がシンプルで防水性も高く、実際のツールとして使いやすい機械式腕時計なので、持っている人、探している人も多いのではないでしょうか。

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ダイバーズウォッチといえば、スイス製で、ロレックスのサブマリーナ、ブランパンのフィフティファゾムスが憧れの対象になってきます。

しかし、どちらも相当なお値段がしますから、無くしたり壊れたりしないかと時計に気を遣ってしまいますよね。

海やプールでも気軽に使えるもの、信頼できる国産のブランド、予算は10万円前後といった条件でお探しであれば、「セイコー」と「シチズン」が候補になると思います。

そんな方の参考になればと、私が持っているセイコー、シチズンの機械式ダイバーズウオッチを比較しながら見ていきたいと思います。

今回みていく時計

  1. セイコー プロスペックス SBDC163 知らなかった•••【SEIKO】SBDC 163 ロイヤルブルーを購入!レビュー - しろくま腕時計紹介店

  2. セイコー プロスペックス SBDC153 

    ナイトダイビングしないけど購入!【セイコー】プロスペックスブラックSBDC153 SPB253J1 - しろくま腕時計紹介店

  3.  シチズン プロマスター MARINEシリーズ 

    CITIZEN 新チャレンジダイバー色違い購入!レビューブログ プロマスター NB6021 - しろくま腕時計紹介店

セイコー VS シチズン

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機械式ダイバーズウオッチといっても多くの種類がありますが、特にセイコーは選択肢が豊富です。

中でも私が好きなのが、このSBDCシリーズ。上の写真はSBDC163の青ダイヤル。深い青のダイヤルがクールです。

数万円から数十万円まで価格帯に幅がありますが、こちらのSBDC~は13万円前後で比較的手が届きやすい上に、40.5mm径と大きすぎないサイズ感、古典的で飽きがこないデザインが気に入っています。

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次に、シチズンの方ですが、シチズンの機械式ダイバーズウオッチはほとんど選択肢がありません。シチズンはこれまでクオーツ時計に偏っていたのですが、機械式腕時計はこれからといった所です。

上の写真は昨年2022年夏に登場したプロマスターシリーズ。1977年に存在していたチャレンジダイバーというシチズン渾身のダイバーズウオッチを現代的にリメイクしたもの。

ご覧のとおり、こちらも古典的なダイバーズウオッチのデザインで、飽きがこない感じです。

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上の写真は、セイコープロスペックスSBDC153です。

ナイトダイビングをテーマにしたブラック×オレンジのカラーリングがカッコイイです。

ちなみに、オレンジのラバーストラップは社外品です。


 

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こちらは、先ほどのシチズン・プロマスターのブラックダイヤル。

ブルーもいいですが、こちらのブラックの方が、よりクラシカルに見えます。

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プロスペックスのケースの特徴として、ラグとブレスレットの継ぎ目が直線になっています。結構めずらしい形ですが、NATOストラップやラバーストラップを付けるとスッキリして見えます。

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プロマスターは41mm径・12.3mm厚なので、サイズ感もGoodです。

チタン製で非常に軽いですし。

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ラバーストラップを付けていますが、ラグとストラップの継ぎ目がほとんど空かないのでスッキリして見えますね。

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シチズン・プロマスターのブラックの方はラバーストラップ仕様(上の写真のラバーストラップは純正品)。

チタン製なのでただでさえ軽い上に、ラバーストラップだと、もうめちゃくちゃ軽いです。軽すぎて、まるでオモチャみたいです。もっと重さがズッシリくる方が好きという人には全く物足りないと思います。

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セイコーのケースサイドです。

見てのとおり、ケース自体の厚さは抑えられていますので、装着感は悪くないです。

セイコーの方はスチール製で、こちらは重いです。手首にズシっときます。

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シチズン・プロマスターのケースサイドです。

見た目はセイコーよりやや厚く見えますが、実際にはほとんど同じ厚みです。

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ブラック×オレンジのカラーリング、いいですねえ。

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上の写真は、セイコーのブレスレット。

ダイビング用に、びよーんと長くすることもできます。その分、クラスプの厚みが気になります。

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こちらも、ダイビング用に、びよーんと伸びます。同じく、クラスプの厚みが気になります。

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やはり、ブレスレットもいいですが、ラバーストラップのほうが着け心地の面では良い気がします。

ちなみに、尾錠のパーツは純正品から取り外して、社外品に付け替えています。

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こちらはシチズン・プロマスターのラバーストラップ。

よくも悪くもないですが、予算に余裕があれば社外品でもっと着け心地がいいものにしてもいいかもしれません。

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並べて見てみましょう。

といっても、興味がない人にとっては同じかもしれません。

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ブラックダイヤルも並べて見ましょう。

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セイコーのダイヤルはサンレイ仕上げといって、光が放射状に反射しています。

ケースやブレスレットも込みで高級感で比較すれば、SEIKOの方に軍配が上がりそうです。

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ただ、シチズンの方は、本当にすっきりしていますよね。

たとえば、ベゼルをみてください。セイコーの方は全部の分目盛りがついていますが、シチズンの方は0~15分までしか分目盛りはありません。私は0~15までの目盛りだけの方がシンプルで好きですね。

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とりとめもなく比較してみてきましたが、いかがでしたか。

セイコーか、シチズンか。どちらも古典的なダイバーズウオッチらしく、飽きがこない普遍的なデザインですし、サイズ感もいいんです。コンセプト、ヒストリーもそれぞれあって、どちらかに決めるのは相当悩ましいと思います。

といっても私のように両方買う必要はないと思いますので、是非、店頭で実物を見て、試着してみてください。

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