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知らなかった•••【SEIKO】SBDC 163 ロイヤルブルーを購入!レビュー

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はじめに

当ブログは「腕時計紹介店」として、これまで様々な腕時計を紹介してきたが、最近では筆者が個人的に購入した腕時計のレビューブログになりつつある。

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セイコープロスペックスの魅力

さて、プロスペックスはセイコーの人気シリーズである。大谷翔平選手が広告塔になっており、街中で一度や二度は広告を見かけたことがあるだろうか。

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プロスペックスの中で筆者が好きなのは、ダイバースキューバシリーズで、1965年の国産初のダイバーズウオッチ(通称62MAS)を現代的にアレンジしたSBDC10X系、リューズが3時位置にあるタイプだ。

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ケース・ベゼル・ダイヤルは普遍的なダイバーズの型を踏襲しており、無駄な装飾やうるさいデザインもほぼない。

防水性は200mと必要十分。デザインもシンプルにまとまっている。価格も求めやすい。まさに、日常づかいに最適なツールウオッチ。

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SBDC 163の特徴

そんなわけで、筆者はセイコーのオフィシャルサイトをほぼ毎日欠かさずチェックし、好みのSBDC系モデルが出ないか楽しみにしている。

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しかし、何ということだろうか。

2021年11月27日に発売されたSBDC 163は、セイコーオフィシャルサイトでは一切リリースされておらず、商品としてもラインナップに上がっていなかったので、恥ずかしながら、筆者はその存在を知ることがなかった。

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その存在を初めて知ったのは、発売から4ヶ月以上経った後、クロノ24のアプリでたまたま見かけた時だった。最初は改造品かと思ったが、ちゃんと正規品として存在していたのだった。

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これは「時計専門店ザ・クロックハウス他、国内の限られた店舗でしか手に入らないPROSPEX(プロスペックス)ショップ専用モデル」だそうだ。

PROSPEX(プロスペックス) SBDC163 | 時計専門店ザ・クロックハウス

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なんでこんなに密かに、しかも中々良さそうなのが発売されているんだ。

このSBDC 163の「ロイヤルブルー」ダイヤルは発色が良さそうに見えるし、青系のベゼルとの相性も抜群ではないか。

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しかし、筆者は何かに気付いた。

このベゼルは、2021年に創業140周年記念モデルとして限定発売されたSBDC139(光芒モデル)に使用されていた深い艶のある青緑色のベゼルと同じでは・・?

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ともかく、これは何としても実物を見る必要がある。

某イオンモール内の店舗へ。

実物を手に取り確認し、ダイヤルのブルーの発色を確認。素晴らしいため、即決購入に至った。

店員さんいわく、入荷しては売れ、しばらく入ってこない状態が続いているとのこと。

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レビュー

開封動画

まずは恒例の開封動画をYouTubeにアップした。


www.youtube.com

ダイヤル

ややトーンが抑えられたブルー。

明るい場所では爽快さを感じ、光が弱い場所だと気品を感じられる。

サンレイ仕上げのダイヤルは表情の変化が楽しめるのがいい。

現行及び限定モデルにもなかった待望のブルーダイヤルだ。

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ベゼル

特徴的な艶のあるベゼルが、ダイヤルのブルーとマッチしている。

筆者コレクションのSBDC139(光芒モデル)と並べて見た。

思ったとおり、二つのベゼルは同じものだと確認した。

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おわりに(SBDC 163が超希少モデルである可能性)

SBDC 163について、以下の仮説を立ててみた。

①SBDC139で余ったベゼルを別のモデルに流用して在庫を処分しようとした。

②ただ、そこまでの量は残っていないので、既存のラインナップや、ある程度数を用意する必要がある限定モデルへの流用はできない。

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③そこで、「ショップ限定」と銘打って、部品の在庫が捌けるまで適宜製造して販売しようとした。

④その役割がSBDC 163に託されたのではないか。

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SBDC 163は、販売チャネルが限定されているだけであり、数量限定モデルであるとは公表されていない。

しかし、仮説が正しければ、SBDC163の製造数量は自ずと余ったベゼルの在庫の範囲で限界が来るはずだから、通常の限定モデルよりも圧倒的に少ない量で、しかも日本国内のみの流通で発売されているという、希少なモデルということになるだろう。

ちなみに、SBDC 163がいつ発売終了になるかは公式に発表されていない。

仮に近いうちに発売終了となれば、これは将来、希少なコレクターズアイテムになるに違いない、、はず。

筆者は、このダイヤルとベゼルの組合せがとても気に入った。

購入できて大満足。

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