しろくま腕時計紹介店

時計選びをもっと楽しく。

MENU

【OMEGA】初めてのクロノグラフに「スピードマスター」を選んだ理由

時計ランキング

f:id:shirokuma-watch:20231231230646j:image

はじめに

私がこれまで購入したブランドは、ロレックスからはじまり、パテックフィリップ、チャペック、カルティエ、チューダー、グランドセイコー・セイコー、シチズン、ティソなど、トータルで20本以上(途中、断捨離を決行)。

f:id:shirokuma-watch:20231231230743j:image

これまで手にした時計のほぼ全てに共通していたのは「三針時計」という特徴。クロノグラフは一本もありませんでした。

基本的にシンプルなものが好き。結果、似たような系統が並ぶコレクションになっていました。

f:id:shirokuma-watch:20231231231058j:image

コレクションにもう少し厚み、いや深みが欲しい、、、スポーツウォッチの花形といえば、やはりクロノグラフか。

ということで、この度スピードマスターをコレクションに迎え入れることになりました。

開封動画


www.youtube.com

スピードマスターに辿り着くまで

私が何の迷いもなくスピードマスターに辿り着いたわけではありません。

たしかに前々からクロノグラフに興味はあったものの、「デザインがうるさい」「厚い」「重い」「装着感が悪そう」といった引っ掛かりがあって、購入には至っていませんでした。

f:id:shirokuma-watch:20231231231120j:image

最も購入に近づいたモデルがゼニス・クロノマスター オリジナル 1969(逆パンダダイアル・38mm径・エルプリメロ搭載、Ref.03.3200.3600/21.M3200)でした。

どこかレトロなデザインが秀逸で、38mm径のサイズ感も好みでしたが、日付表示やケースフォルムが個人的に好みではありませんでしたのでパスしていました。

f:id:shirokuma-watch:20231231231141j:image

2021年にスピードマスターのモデルチェンジがあったことは承知していましたが、リリース当時ネックに思っていたのは「42mm径」というサイズでした。当時私は「40mm径以下」に強くこだわっていました。

f:id:shirokuma-watch:20231231231157j:image

月日が経ち、色々な時計を売り買いてきた中で、装着感は必ずしも直径や厚さだけでは計れないと思うようになりました。すなわち、ラグtoラグの全長もまた同じくらい重要だったなと。

f:id:shirokuma-watch:20231231232335j:image

改めてスピードマスターに目を向けると、実はラグtoラグの全長が47.46mmです。私が好きなグランドセイコー62GS系ケース(40mm径で全長47mm)と比較すると、スピードマスターはケース径に比べて、全長が随分短めに設計されているといえます。そして、実は軽い(138g)。厚みも13.2mmに収まっている。着けてみると新型ブレスレットのしなやかさも相まって、なかなか良いぞ、となったわけです。

f:id:shirokuma-watch:20231231231219j:image

改めて、スピードマスターとは

スピードマスターとは、一言で表すと超ロングセラーモデルだということ。

スピードマスターのすごさを改めて解説するまでもありませんが、二点触れておきたいと思います。

f:id:shirokuma-watch:20231231230812j:image

まず、1957年にシーマスター300、レイルマスター、そしてスピードマスターが発表されたのが始まりだという点。

「マスター三部作」と呼ばれるものです。

いずれも同年の発売ですが、開発自体は前二者が先行していた関係で、スピードマスターは、シーマスター300譲りの気密性と、レイルマスター譲りの耐磁性という良いとこ取りで誕生したというわけです。

時計としての実用性・耐久性の要因はここにあったわけです。

f:id:shirokuma-watch:20231231232355j:image

ちなみに、スピードマスターはいまではムーンウオッチのイメージが先行していますが、出自は宇宙とは無関係。カーレース用のプロフェッショナル向け計器です。過酷な宇宙で使用されることを想定して作られた時計ではない。

にもかかわらず、それに耐えらえるクオリティを備えていたということは押さえておきたいところです。

f:id:shirokuma-watch:20231231230833j:image

次に、スピードマスターを語るのに欠かせないのはムーブメント。

初代スピードマスターのムーブメントは言わずと知れたオメガCal.321(1946年~)です。

これはレマニアCal.27 CHRO C12(1942年~)をベースに改良を重ねたものでした。手巻きクロノグラフで、27mm径のコンパクトなサイズ。

レマニアCal.27は、パテックフィリップやヴァシュロンコンスタンタンでも採用されていたほどの名機です。

Cal.321の製造終了後、Cal.861(1968年~)、次いでCal.1861(1996年~)を経て、2021年に現行のCal.3861にアップデートされました。

Cal.861とCal.1861は基本設計が同じということなので、通算すれば50年以上も同じムーブメントがスピードマスターの心臓を担っていたということになります。

完成度と信頼性の高さはまさに折り紙つきです。

現行Cal.3861は、Cal.1861をベースに、近年のオメガの技術力を象徴するコーアクシャル脱進機を採用し、かつマスタークロノメーター化されているため、非常に優れたものといえます。

f:id:shirokuma-watch:20231231230850j:image

基本スペック

リファレンス番号 310.30.42.50.01.002

ラグの間のサイズ 20 mm

ラグを含めた縦方向の長さ 47.5 mm

厚さ 13.2 mm

ケース直径 42 mm

クリスタル風防

内側に無反射処理を施した、ドーム型強化サファイアガラス

防水 5 気圧 (50 メートル / 167 フィート)

おおよその製品総重量 138 g

キャリバー オメガ 3861

種類 手巻き

パワーリザーブ 50時間

Speedmaster ムーンウォッチ プロフェッショナル 42 mm, ステンレススティール & ステンレススティール - 310.30.42.50.01.002 | OMEGA JP®

f:id:shirokuma-watch:20231231230915j:image

キャリバー オメガ 3861の特徴

コーアクシャル エスケープメント搭載の手巻きクロノグラフムーブメント。

METAS認定のマスター クロノメーター。

15,000ガウスの耐磁性能。

フリースプラングテンプにシリコン製ヒゲゼンマイ。

ロジウム仕上げが施され、ブリッジにストレートのジュネーブウェーブ装飾。

レビュー

スピードマスターは、難しい話抜きで、とりあえずデザインがカッコいいんです。

何せ、半世紀以上も基本デザインが変わらない。

NASA公認の腕時計。

語ればキリがない傑作中の傑作。

f:id:shirokuma-watch:20231231230933j:image

先ほど述べたとおり、2021年にモデルチェンジしたスピードマスターは、装着感が良いんです。

さらにムーブメントを中心に実用面でも飛躍的に改良されている。

価格も度重なる値上げがあったとはいえ、このクオリティを考えれば、まだまだお値打ち感はあるといえます(中古ならもっとコストパフォーマンスがいいですね)。

f:id:shirokuma-watch:20231231230956j:image

まだスピードマスターに関心がなかった人には、騙されたと思って、是非一度手に取ってもらいたいです。

ラグtoラグの全長は47.46mmです。

手首への収まりはいい感じです。

42mm径という数字だけでは計れません。

f:id:shirokuma-watch:20231231231016j:image

おわりに

以上、スピードマスタープロフェッショナルムーンウォッチの購入レビューでした。

f:id:shirokuma-watch:20231231231036j:image

自身初のクロノグラフということもあり、機械式時計でのストップウォッチの操作が新鮮です。

デザインもまとまっていて、「シンプル・クラシカル・アイコニック」という私の好きな要素をすべて備えており、本当に手に入れて良かったなと思います。

時 計 選 び を も っ と 楽 し く