ABOUT VINTAGE とは
【公式ウェブサイトより抜粋】
About Vintageは2014年にデンマークの首都コペンハーゲンで誕生したラグジュアリー腕時計ブランドです。高級感あふれるデザインに北欧のミニマルなタッチが溶け込んだ上品な腕時計を良心的な価格帯で提供しています。
すべての腕時計は北欧の精神を的確に反映するため、自社でデザインしています。
『ヴィンテージ』はスタイルだけでなく、「人生の転機となるような瞬間や思い出と共に歩んでいく道のり」を意味します。
About Vintageの腕時計は、時の経過と共に洗練度や価値が増す、そんな腕時計です。
About Vintage アバウト・ヴィンテージ 【公式】デンマーク発おしゃれな北欧デザインの腕時計 ラグジュアリーウォッチをお手頃価格で | 日本までの配送無料
1820 AUTOMATIC とは
今回レビューする商品はAbout Vintage「1820 AUTOMATIC」です。
【主要スペック等】
ケース径 40mm
ケース厚 11mm
重さ(参考) 69g
5ATM(日常生活用強化防水)
ローズゴールドの316Lステンレススチール製
反射防止コーティングを施したドーム型サファイアガラス
定価 ¥74,500
実機レビュー
(手首回り17-18cm)
まず、40mm径で、ラグからラグまで48mm程度あるので、ドレスウォッチとしては、腕の上での存在感がしっかりあるタイプです。個人的な好みで言えばもう一回り小さくてもよさそうです。
11mm厚ということなので、シャツの袖にはしっかり収まります。
ビジネスシーンで使いやすそうな時計です。
前回記事でレビューした「1964 HORIZON AUTOMATIC」(左)と並べてみました。
1964 HORIZONは38mm径です。
ドレスウオッチとスポーツウォッチという感じで、この二本あれば、かなりのシーンをカバーできそうです。
ダイヤルはクリーンな白。
インデックスや文字が小さいので視認性にはやや劣りますが、ミニマルなデザイン性重視といったとことでしょう。
個人的には、レトロな印象で良いと思います。
多くの時計ブランドのモデルを見てきましたが、アンダー10万円の価格帯のドレスウオッチで、こういったミニマルでレトロなデザインの時計って、意外と少ないですよね。
ケースサイドからラグにかけて、一体的かつ流れるような造形。
ここは私の好みです。
秒針は中央から先端付近に穴が開いています。
いわゆるブレゲ針風です。これもレトロなイメージを、より強調していると思います。
ケースを横から見てみると、ベゼル部分・ミドル部分・ケースバック部分の三層が立体的に、サンドイッチ的に組み合わされているような構造が見て取れます。
ミドル部分は艶消し加工、上と下は鏡面加工になっていて、造形が強調されています。
リューズも適度に大きさがあり、操作性も問題ありません。
レザーストラップは価格の割に、意外にしっかりしています。
3時位置中央よりに日付表示もついています。
文字盤の余白が多いなか、アクセントになっていると思います。
裏蓋はフラット(面一)なので、腕にしっかり乗りますし、安定感があると思います。
裏蓋にはコペンハーゲンの街並みでしょうか。
下側には自由に刻印ができます。
私のは「shirokuma watch japan」と彫られています。ありがとうございます。
こういう雰囲気の時計は、ありそうで、なかなか無いですよね。
おわりに
以上、About Vintage「1820 AUTOMATIC」でした。
実物を触って着けてみると中々よくできているなと思いました。
機械式腕時計・アンダー10万円のメジャー所の候補としては、
・セイコー
・シチズン
・オリエント
・ティソ
あたりが上がってきますが、ここにAbout Vintageが選択肢の一つに割って入る可能性も十分あると思います。
クオーツだけでなく、機械式もラインナップにありますので、一度、公式ウェブサイトを見てみてください。