しろくま腕時計紹介店

高級ブランド腕時計の魅力をウオッチコーディネーター(日本時計輸入協会認定)が発信。時計ブランドの哲学や時計のコンセプトを分かりやすく紹介。腕時計選びに特化したブログ。

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【グランドセイコー】初代復刻 SBGW259 ブリリアントハードチタン~時計屋放浪記

(時計屋という聖地へ 一本を求め 次の一本を求め さまよう

しろくま腕時計紹介店の 時計屋放浪記 ~♪)

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基本スペック(グランドセイコー公式HPより抜粋)

コーティング:内面無反射コーティングケースサイズ 

ケースサイズ:横38mm × 厚さ10.9mm

中留:ワンプッシュ三つ折れ方式

ムーブメント:9S64

駆動方式:メカニカル 手巻

駆動時間:最大巻上時約72時間(約3日間)持続

精度:静的精度:平均日差+5秒~-3秒

防水:日常生活用防水

耐磁:あり

重さ:55.0g

その他:シースルーバック、石数24石、秒針停止機能

価格 93万5000円(税込)

グランドセイコーブティックフラッグシップ及びグランドセイコーブティックでのみ販売されているモデルだ。

↓いただいたカタログ

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1960年に誕生したグランドセイコー。その60周年の節目に当たる2020年の新作モデルだ。

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近ごろ増えている「青文字盤」の時計だが、カチッとしたドレスウオッチで青文字盤、となると、選択肢はまだ多くはないと思われる。

本作に採用されている青はグランドセイコー曰く「グランドセイコーブルー」だ。ネイビーに括られるだろうが、この色は落ち着いてみえる。それに白く輝くチタンケースとの組み合わせが、とてもマッチしているようにみえる。

もっとも、ネットやカタログでは、ダイヤルの質感がどうしても分からなかった。マットなのか?光はどんな感じで反射するのか??前々から非常に気になっていたので、今回は実物を見てみた(しかしメーカーにはこの辺りの情報をもっとユーザー目線で分かり易く伝えてほしいものである)。

結局思ったのは、このダイヤルのイメージを写真や言語で伝えるのは限界があるということだ。

ということで、YouTubeの方に動画を上げておいたので要チェック(かつチャンネル登録もおねがいします)。


【Grand Seiko】Elegance Collection SBGW259 ブリリアントハードチタン

一つ間違いなく言えることはマットなダイヤルではないことだ。筆者個人としてはマットで光が反射しないダイヤルよりも、きれいに反射するダイヤルの方がおもしろみがあって好きだ。

本作のダイヤルの角度を変えながら光を当ててみると、いわゆるサンレイ仕上げに見られる「放射状の反射」ではなく、光が「円を描くように」反射しているようである(照明の関係もあるのか分からないが)。

いずれにせよ、複雑なネイビーブルーのグラデーションが、このダイヤルで楽しめることはしっかりと確認できた。

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ケース素材は「ブリリアントハードチタン」。つまりチタン製の腕時計だ。

「ブリリアントハードチタン」は、JIS2 種の純チタンと同様に軽量なだけでなく、ステンレススチールと比較した表面の硬さ(ビッカース硬さ) が約2 倍で、傷がつきにくいのが特徴の先進的なチタン合金素材です。これまでの純チタンよりも白い素材の表面を熟練の研磨師が「ザラツ研磨」を駆使して磨き上げることで得られる美観が魅力的な、現代だからこそ実現した復刻モデルです。(グランドセイコー公式HPより抜粋)

チタンはステンレスよりも素材としてアレルギーの心配が少ないため、直ぐに手が荒れてしまう人にはおススメの素材となる。

ただ、チタンはステンレススチールに比べてやわらかいため傷が付きやすい難点がある。この点、上記のとおりグランドセイコーは合金技術でクリアーした。また、上記のとおり、確かに素晴らしい研磨が施されており、非常に高級にみえる。

そして、何と言っても「軽い」。わずか55グラムだ。また38mm径というのも素晴らしいサイズ感とおもう。

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当然、グランドセイコーということで、時分針は堂々たるドフィーヌ針、シャープな秒針、多面カットされているインデックスが用いられている。

初代復刻ということでGrandSeikoのロゴの書体も現行モデルのものとは少し異なっている(現行の書体と比べて「S」がやや大げさな印象で好みは分かれるか)。

文字盤は情報量が少なくてシンプルでいい。ネイビーブルーとブリリアントハードチタンの輝きとの相性も素晴らしい。

価格に見合うだけの質感と仕上げになっていると見えた。

本作のラインナップでは、プラチナ製とゴールド製もある。それらも非常に美しいのだが、如何せん価格が高すぎるのではないか(その価格帯では雲上ブランドのドレスウオッチが競合してくるだろう)。

個人的には、このブリリアントハードチタン製のモデルは、ダイヤルの色味が良かったというのが大きいが、素材、デザイン、仕上げ、価格面でも特段文句はなく、欲しい時計リストに加わった。

~ 時 計 選 び を も っ と 楽 し く ~