時計との出会いを求め彷徨う。
いざグランドセイコーブテイックへ、、、
SBGH245 | COLLECTIONS | グランドセイコー公式サイト
スペック(グランドセイコー公式HPから抜粋)
外装 :ブライトチタン
裏ぶた:ブライトチタンとサファイアガラス
ガラス材質 :デュアルカーブサファイア
コーティング :内面無反射コーティング
ケースサイズ :横 40mm × 厚さ 13.3mm
駆動時間 :最大巻上時約55時間持続
静的精度:平均日差+5秒~-3秒 (携帯精度:平均日差+8秒~-1秒)
防水 :日常生活用強化防水(10気圧)
耐磁 :あり
重さ :105.0 g
その他 :
・シースルーバック
・カレンダー(日付)機能つき
・石数 37石
・秒針停止機能
・耐メタルアレルギー
価格79万2000円(税込)
SBGH245は「ちょうど良い腕時計」だ。
実に日本製らしいと言える。
40mmの直径は大きすぎず、小さすぎず。
13.3mmの厚みは、厚すぎず、薄すぎず。
SBGH245は誰にでもフィットしやすいサイズ感。
ブラックダイヤルに埋め込まれた立体的で美しいバーインデックス。
まるで日本刀のように美しい面で構成されたケース。
SBGH245は「セイコースタイル」と称するデザインコードに則って造られている。
- 平面を主体として、平面と二次曲面からなるデザイン。三次曲面は原則として採り入れない。
- ケース・ダイヤル・針のすべてにわたって極力平面部の面積を多くする。
- 各面は原則として鏡面とし、その鏡面からは極力歪みをなくす。
SBGH245はダイヤルもスッキリしていて、三針デイト。
少し意地悪く言えば「地味」な時計だ。
しかしセイコースタイルで形作られた外観は、時計を知らない人にも、これが「高級時計」であることを知らせてくれる。
しかも「嫌味なく」。
グランドセイコーの妙はここにあり。
ブレスレットもきれい。
さて、次はSBGH245の装着感。
、、、「軽い!!!」
何と105gだ。
重厚な見た目からはとても想像ができない。
試着して初めて気がついたが、SBGH245は「チタン」でできていた。
重さがないので、目を瞑って着けるとチャッちい時計をしている感覚。
それくらい軽いので長時間着けていてもこれは疲れないだろう。
「チタン」は軽いだけでなく、耐アレルギーという大きなメリットもある。
SS(ステンレススチール)のブレスレットだと、特に汗ばむ時期だと肌荒れが気になる人も少なくないはず。
筆者もそうだが、夏場はナイロンストラップで乗り切っている。とは言え、いかんせんカジュアルになってしまう。
お堅めの職場、業種だとナイロンストラップというわけにもいかないだろう。
そんな人にも(こそ)チタン時計はおすすめだ。
筆者が知る限りでは、高級ブランドのシンプルな機械式ドレスウオッチで、価格も手が届きやすいもので、「チタン」素材となると、SBGH245以外にはあまり見当たらない。
あとは10気圧(100m)防水も備えているというのもありがたい。
たとえば出先で突然の大雨に遭っても、腕時計の浸水を全く気にしなくて良いレベル。
SBGH245は、
- サイズ感よし
- デザインよし
- 価格よし
- 装着感よし
- 耐アレルギーよし
- 防水よし
- 精度よし
と来れば「ちょうど良い時計」という以外に表現が見当たらない。
バリバリ働き盛りのサラリーマン・ビジネスマンや、見た目重厚なのに軽い腕時計を探している人、アレルギーが気になる人などにぴったりな一本である。