ご承知のとおり、2020年9月1日にロレックスの2020年新作モデルが発表された。
早くも新作を入手された方もチラホラおられるようである。
そんな中で筆者が個人的に気になった2020年新作モデルをランキング形式で紹介してみたい。
第5位 サブマリーナーデイト 126610LV
ロレックス サブマリーナー デイト ウォッチ: オイスタースチール - M126610LV-0002
主なスペック
直径 41 mm
素材 オイスタースチール
ベゼル 60 分目盛り入り逆回転防止、セラクロム、刻印された数字と目盛りはプラチナコーティング
リューズ スクリュー式、トリプロック(三重密閉構造)
防水性 300m/1,000フィート防水
キャリバー 3235 ロレックスによる完全自社製造
精度 日差 - 2 ~ + 2 秒(ケーシング後)
振動子 耐磁性ブルー パラクロム・ヘアスプリング、高性能パラフレックス ショック・アブソーバ
パワーリザーブ 約 70 時間
定価は100万9800円(税込)
いわゆるグリーンサブだが、グリーンベゼルxグリーンダイヤルのモデルはなくなって、グリーンベゼルxブラックダイヤルだけがグリーンサブとして残った形となった。
モデルチェンジの大きなところでは、時計の中身(ムーブメント)がロレックスの最新世代のものに変わった点。
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ベゼルの色だが、上記画像だけで判断すれば、旧作と比べてベゼルのグリーンの色味が少し変わったようである。より濃くなった模様。
旧作は40mmでほどよいサイズ感だったのに、新作は41mmにサイズアップしてしまったと嘆いている人も少なくないが。
第4位 オイスターパーペチュアル36(ブライトブラックダイヤル)126000
ロレックス オイスター パーペチュアル 36 ウォッチ: オイスタースチール - M126000-0002
主なスペック
直径 36 mm
リューズ スクリュー式、トゥインロック(二重密閉構造)
防水性 100 m/330 フィート防水
キャリバー 3230 ロレックスによる完全自社製造
精度 日差 - 2 ~ + 2 秒(ケーシング後)
振動子 耐磁性ブルー パラクロム・ヘアスプリング
パワーリザーブ 約 70 時間
価格は58万8500円(税込)
本作と近しいデザインの旧作については拙稿「【ロレックス】ROLEX オイスターパーペチュアル 36 - しろくま腕時計紹介店」にて紹介している。
上記旧作では文字盤外周の分目盛りには5分おきに「5、10、15、、、」と印字してあったものもあったが、新作ではアラビア数字で併記しているモデルは消え、やや大きめのスクエアトッド(シール?)に置き換わった。
バーインデックスとアラビア数字が混在しているとやや過剰な感じがしないでもなかったが、新作ではバーインデックスとスクエアで統一感が出て文字盤の表情がより引き締まったように感じられる。
ブラックダイヤルはいついかなる場面でも幅広く使える。
なお、以下はシルバーダイヤルの画像だが、文字盤のイメージをつかむのに丁度よいのでインスタから拝借した。
第3位 オイスターパーペチュアル36(ブライトブルーダイヤル)126000
ロレックス オイスター パーペチュアル 36 ウォッチ: オイスタースチール - M126000-0003
主なスペックと価格は第4位のものと同じなので割愛する。
普段脚光を浴びることのないオイスターパーペチュアル、、、だが2020年の主役は間違いなくオイスターパーペチュアルであったといって過言ではない。
メンズ向けオイスターパーペチュアルは36mmと41mmに整理された。
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40mmオーバーに慣れてしまった人にとっては36mmは小さく物足りなく感じるだろうが、実際には丁度よく見えるのがこの36mmという絶妙なサイズ。
ブライトブルーダイヤルと称される爽やかで、サンレイ仕上げが施されたダイヤルはHP画像だけでも美しさが分かる。実機だときっと更に良く見えるだろう。
旧ラインナップでは、色が複数使われ何となくカジュアルテイストなダイヤルのものもあったが(拙稿「【ロレックス】ROLEX オイスターパーペチュアル OYSTER PERPETUAL 39 - しろくま腕時計紹介店」)、当該モデルなどはドレッシーなのかカジュアルなのか若干中途半端な印象が否めなかった。
しかし、本作はドレッシーな方にしっかり振り直し、カジュアルな役割はターコイズブルーダイヤルやイエローダイヤル・キャンディピンクダイヤル・コーラルレッドダイヤルといったモデルに担わせた。
このような2020年新作発表により、オイスターパーペチュアルの一本一本の立ち位置・役回りが、より分かり易く、すっきりと整理された。
ロレックスはオイスターパーペチュアルをよりたくさんの人に本気で売りに来ているようだ。
第2位 オイスターパーペチュアル36(ターコイズブルーダイヤル)126000
ロレックス オイスター パーペチュアル 36 ウォッチ: オイスタースチール - M126000-0006
またまたオイスターパーペチュアルがランクイン。こんな年が過去にあっただろうか。主なスペックと価格は第4位のものと同じなので割愛する。
2020年新作で最も衝撃的だったのがこのモデル。
チラッと見たときはちょっとインパクトが強くて、ちょっと違うなぁ、とも思いながらじーっと見つめているうちに、次第にこの青の魅力的に引き込まれていった、、、というのが筆者の感想。
ロレックスの公式HPではターコイズブルーダイヤルと表現されている。
まるでティファニーブルーのような可愛い印象の青。
一見すると敬遠しそうなダイヤルではあるが、複数本所有している人ならカラーバリエーションの一つとして持つのも面白いのでは。
以下の実機画像はインスタからの拝借。
このダイヤルはインパクトは強いが、確かにイケてる。
第1位 オイスターパーペチュアル36(グリーンダイヤル)126000
ロレックス オイスター パーペチュアル 36 ウォッチ: オイスタースチール - M126000-0005
見事1位にランクインしたのは「グリーンダイヤル」のオイスターパーペチュアル36だ。主なスペックと価格は第4位のものと同じなので割愛する。
ロレックスのコーポレートカラーでもあるグリーンがダイヤルに用いられている。
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濃く深めの緑色でかなり特徴的だが、ファッションのワンポイントとして様々なカラーと合わせやすいので、実は意外と使いやすいとおもわれる。
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まとめ
以上、ロレックスの2020年新作モデルの中で筆者が気になった注目モデルを勝手にランキングしてみた。
ロレックスと言えばサブマリーナーやスカイドゥエラーといったスポーツモデルが注目されがちだが、筆者の中では2020年のロレックス新作の主役は「オイスターパーペチュアル」だったと総括している。
オイスターパーペチュアルはロレックスの中ではそんなに目立つ存在ではなかった。
しかし2020年新作をもってオイスターパーペチュアルは「しっかりドレッシー」なものから心惹かれる「ハズシの一本」まで含む、非常に魅力的なラインナップにパワーアップしたと言えよう。
スポーツモデルはショーケースに並ばないが、オイパペなら、、
まさかオイパペまで枯渇なんてことがないことを切に願う。