機械式腕時計を買おうと探している方に向けて、当店が厳選した機械式腕時計をご紹介します。
今回は、以下の条件で考えます。
- 予算45万円(税込)
- コンプレックス×スポーツ
- リセールバリューも重視
https://www.tudorwatch.com/ja/watches/black-bay-gmt/m79830rb-0001
チューダー/チュードル TUDOR
ブラックベイ GMT BLACK BAY GMT
Ref.79830RB
価格は42万6800円(税込)
ロレックスの創業者により1930年に創業されたスイスブランドです。
ロレックスの創業者は、ロレックスはムーブメントも含めて品質を突き詰めるので、やはり安くはできないということで、
ちがうブランドを立ち上げ、中身を汎用ムーブメントにして、ガワ(ケースなど)はロレックスでも使用される上質なものを使用して、よりコスパを良く大衆向けにロレックスをアピールしようという狙いで立ち上がったブランドです。
現在はムーブメントも自社製をつくったり、有名人を多数アンバサダーとして起用するなどロレックスとは異なる独自の路線を進めています。
ご紹介のモデルは2018年新作のブラックベイGMTです。
一方、ロレックスからも2018年に、
ロレックス GMTマスターⅡ ウォッチ: オイスタースチール - M126710BLRO-0001
GMTマスターⅡ Ref.126710BLRO(以下「新作ペプシ」)がリリースされています。
新作ペプシの方は当然ながらプレミア価格で推移し、現在でも200万円弱で取引されています(定価は税込97万6800円)。
その影響が少なくないと思われますが、ブラックベイGMTのペプシカラーもプレミア価格がついて当初は55万円前後で取引され、現在でも定価以上が付いています。
ということはリセールバリューも他の同価格帯の時計と比べてかなり高く、チューダーの中でもかなりイケているモデルといえます。
ケースはSS(ステンレススチール)製、大きさは41mmと若干大きく感じるサイズですがスポーツウオッチなのでOK。
ベゼルは、18時~6時は深みのあるブルー×6時~18時はレッドのツートンカラー。
通称「ペプシ」カラー。
ロレックスの新作ペプシのベゼル部分はセラミックですが、ブラックベイGMTの方はステンレスです。
ただし、ブラックベイGMTのベゼルは単なるステンレスむき出しではなくアルマイト加工(アルミニウムを電解処理して人工的に酸化皮膜を生成させる表面処理)がされていますので、サビにくくく、耐摩耗性もアップしています。
防水性は200mと、この点は新作ペプシ(100m)を大きく上回ります。
時計の中身(ムーブメント)は自社製キャリバー MT5652。
パワーリザーブは約70時間、C.O.S.C認定も受けており精度も問題なく使用できます。
「人気」「リセールバリュー」「スポーツウオッチ」「実用性」といった観点では、優秀な時計であると思います。