機械式腕時計を買おうと探している方に向けて、当店が厳選した機械式腕時計をご紹介します。
今回は、以下の条件で考えます。
- 予算300万円
- ドレス×シンプル
- エレガント
ピアジェ PIAGET
アルティプラノ ALTIPLANO
Ref.G0A38131
ピアジェは「ジョルジュ=エドワール・ピアジェ」が、1874年に創業した老舗ブランドです。
ピアジェが19歳のときに、一族が経営する農場の中に高精度ムーブメント等の部品を製造する工房をつくりました。
ピアジェのモットーは、『常に必要以上によいものをつくる』というものです。
ピアジェのつくるムーブメント等の部品の評判は高く、スイスの有名時計ブランドに部品やムーブメントを供給するようになりました。
このように、ピアジェはもともと時計の中身(ムーブメント)を製造するブランドでしたが、1920年代には、高級懐中時計や腕時計の製造も行うようになりました。
ご紹介のモデルのアルティプラノとは、アンデス山脈の間に広がる高原地帯であるアルティプラノに由来しており、高原のピュアなイメージを表現しているとされています。
この写真は引き込まれます。
名優アランドロンも、ピアジェを愛用していました。
渋い。
カッコいいですね。
このように、ピアジェのアルティプラノはとても薄い腕時計で、フォーマルなスタイルに溶け込みます。
ケースの厚さは6.34mmです。
ケースはピンクゴールド製です。
大きさは40mmとちょうど良いです。
裏蓋はシースルーとなっており、極薄に仕上がった美しいムーブメントを鑑賞することができます。
自動巻で、18Kピンクゴールド製のマイクロローター(写真右下の半円型の部品)が採用されています。
ムーブメント自体の厚さはなんと3mmです。
エレガントなドレスウオッチとなれば、アルティプラノが候補になります。
価格は2,725,000円とかなりします。
シンプルなドレスウオッチで、面白みに欠けるという意見もあると思いますが、これだけ薄く、美しく仕上がっているアルティプラノを、フォーマルなジャケットに合わせてサラッとつけられるダンディなオトコになりたいです。
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