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ミニマル・高コスパ【ABOUT VINTAGE】1964 HORIZON AUTOMATIC マットブルーダイヤル

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本記事はAbout Vintageから無償提供を受けた商品のレビューです。なお、当ブログ方針のとおり、記事内容は完全に当ブログ固有のものであり、ブランドは内容に一切関与しておりません。

 

jp.aboutvintage.com

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ABOUT VINTAGE とは

当ブログでは初となる「About Vintage」アバウトヴィンテージの腕時計を紹介します。

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【公式ウェブサイトより抜粋】

About Vintageは2014年にデンマークの首都コペンハーゲンで誕生したラグジュアリー腕時計ブランドです。高級感あふれるデザインに北欧のミニマルなタッチが溶け込んだ上品な腕時計を良心的な価格帯で提供しています。

すべての腕時計は北欧の精神を的確に反映するため、自社でデザインしています。

『ヴィンテージ』はスタイルだけでなく、「人生の転機となるような瞬間や思い出と共に歩んでいく道のり」を意味します。

About Vintageの腕時計は、時の経過と共に洗練度や価値が増す、そんな腕時計です。

 

About Vintage アバウト・ヴィンテージ 【公式】デンマーク発おしゃれな北欧デザインの腕時計 ラグジュアリーウォッチをお手頃価格で | 日本までの配送無料

 

About Vintageのラインナップは、クオーツ・機械式とも、全体的にシンプルなモデルで構成されています。

シンプルなデザインで、ミニマリスト向けに良いんじゃないかと思います。

私自身、こういったミニマルなデザインは好きなので、今回のレビュー依頼をお受けしました。

機械式時計といってもピンからキリまであります。

基本的には、クオーツやソーラーなどと比べて、機械式の予算は高めになってきます。

「腕時計に興味がある、でも、そんなに予算を出せない」という方には、About Vintageのような手が届きやすい価格帯の時計が、入門機としてちょうどよいと思います。

1964 HORIZON AUTOMATIC とは

今回レビューする商品はAbout Vintage「1964 HORIZON AUTOMATIC」です。

「1964 HORIZON」シリーズ(2023年10月現在)

・クオーツ 40,000円

・機械式  95,000円

機械式の方はマットなダイヤルで、ブルー・ホワイト・グリーンの三色展開(各100本限定)。

レビュー対象商品はマットブルーダイヤルです。

【主要スペック等】

ケース径 38mm

ケース厚 11.75mm

重さ(参考) コマ三つ外して139g

機械式ムーブメント MIYOTA9039

10ATM (日常生活用強化防水)

316Lステンレス製スチール

反射防止加工を施したドーム型のサファイアクリスタル

定価 ¥95,000

実機レビュー

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日付表示がない(ノンデイト)のが良いですね。

日付表示がないことで、日付機構の故障リスクがなくなります。

いちいち合わせる手間も要りません。

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ムーブメントはシチズン(ミヨタ)製。

ミヨタムーブメントは、世界中で広く使われていますので、信頼性やメンテナンス面でも安心ですね。

てんぷの所だけくり抜かれているデザインは珍しいです。

てんぷと反対側の空いたエリアにオプション(無料)で刻印もできるそうです。

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「1964 HORIZON」で初めに目が行くのは鏡面仕上げのスムースベゼルでしょう。

チューダーブラックベイのようなイメージに近いです。

「1964 HORIZON」のスムースベゼルの出来は、なかなか良いと思います。少なくともアンダー10万円としては上出来に見えます。

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ケースサイドの角が面取りされており、鏡面仕上げになっています。

ケースの輪郭が強調されて立体感が出ます。

お値段の割に凝っていますよね。

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コマを三つ外した時計の重量が139gでした。

これは重くはないですし、軽くもないという感じです。

個人的には、これくらいの、腕の上にしっかり存在を感じられる適度な重さが好みです。

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上の写真で、ラグの形状が、手首に沿ってちょうどいい具合に湾曲している部分が見えると思います。

ブレスレットのコマの質感、仕上げは可もなく不可もなく。

ブレスレットはテーパードがかかっています(ラグ側からバックル側にかけて細っていく)。

ただし、滑らかなテーパードではなく、コマとコマの間に段差があります。指を滑らすと段々になっているのが分かります。これが一つのデザインなのかもしれません。私は神経質なので、こういう所が少し気になってしまいましたが。

注文時にレザーストラップもオプション(1,000円!)で付けられるので、それは付けておいた方がよいと思います。

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バックルは簡素ですが、ケース同様、縁は面取りされて鏡面仕上げになっています。

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38mm径は良い所を突いていますよね。

私の手首回りは17.5-18cmくらいです。

38mmは丁度良いサイズに感じます。

防水性は10気圧あり、普段使いに問題ないですね。

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ドーム型の風防。

どこかレトロな感じでいいですよね。

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文字盤の外周に目盛りがふってります。

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リューズは適度な大きさで、ジグザグの模様が掘ってあり、操作しやすいようになっています。

リューズが操作しにくいと、地味にストレスがたまりますからね。

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リューズガードがなく、すっきりしています。

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ラグとブレスレットの繋ぎ目も整合していますね。

こういう箇所で手を抜くと、つなぎ目のところがガタガタするし、見栄えも悪くなりますからね。

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スポーティかつシンプル。

幅広いシーンで使えるという意味でもコスパがいいですよね。

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全体的なイメージでいくと、1964 HORIZON AUTOMATICの競合としては、ティソ・ジェントルマンあたりになってきそうです。

ジェントルマンの方は定価が135,000円なので(2023年10月現在)、価格面ではAbout Vintageの方が40,000円お安く買えます。

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視認性もいいですね。

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おわりに

以上、About Vintage「1964 HORIZON AUTOMATIC」でした。

実物を触って着けてみると中々よくできているなと思いました。

機械式腕時計・アンダー10万円のメジャー所の候補としては、

・セイコー

・シチズン

・オリエント

・ティソ

あたりが上がってきますが、ここにAbout Vintageが選択肢の一つに割って入る可能性も十分あると思います。

クオーツだけでなく、機械式もラインナップにありますので、一度、公式ウェブサイトを見てみてください。

jp.aboutvintage.com

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