2025年4月、ロレックスから新作が発表されました。例年なら発表直後にこのブログをアップするところが、いろいろ立て込んでおりまして…
ただ、新作発表からしばらく経ち、新作熱も落ち着いてきたところで満を持して選定してみたいと思います。
- 第5位 1908 セッティモブレスレット Ref.52508
- 第4位 ランドドゥエラー 36 Ref.127235
- 第3位 オイスター パーペチュアル 36 ブルーダイアル Ref.126000
- 第2位 オイスター パーペチュアル 36 ベージュダイアル Ref.126000
- 第1位 コスモグラフ デイトナ チョコレート&ブラック Ref.126505
- おわりに
第5位 1908 セッティモブレスレット Ref.52508
ロレックス 1908 ウォッチ:18 ct イエローゴールド - m52508-0007
2023年に新作発表された1908のブレスレット仕様が登場。
7列リンク・クラウンクラスプ(コンシールドタイプ)が特徴。
デイデイトとはまた一味違う、控えめゴージャス。雰囲気が最高。
行く行くは1908に複雑機構(ムーンフェイズやデュアルタイム等)が載ってくると思われますので、今後ますます楽しみな時計のひとつです。
第4位 ランドドゥエラー 36 Ref.127235
ロレックス ランドドゥエラー 36 ウォッチ:18 ct エバーローズゴールド - m127235-0001
いわゆるオイスタークオーツを想起させる「ラグスポ時計」が、ついにロレックスのラインナップに加わりました。
その名も、ランドドゥエラー。2023年にランドドゥエラーという名称がロレックスにより商標登録されていたそうです。それがついに商品化されたというわけです。ロレックスが新開発したフラットジュビリーブレスレットと呼ぶブレスレットが美しいです。
しかし何といっても、本作の魅力はダイナパルス エスケープメントと名付けられた新しい仕組みを取り入れたムーブメントではないでしょうか。オメガのコーアクシャルが先を行きますが、ダイレクトインパルス型の脱進機です。10年ほどの開発期間を経ているようです。平面上に配置されたガンギ車が噛み合いながら動く姿には機械のロマンを感じます。
第3位 オイスター パーペチュアル 36 ブルーダイアル Ref.126000
ロレックス オイスター パーペチュアル 36 ウォッチ:オイスタースチール - m126000-0015
オイスターパーペチュアルのカラーダイヤルシリーズが登場してから久しいですが、今回は、以前のサンレイ青ダイヤルが廃盤になり、ラッカー青ダイヤルが出ました。やや緑がかった青に見えます。ターコイズブルーも良いですが、こちらの新色も非常に魅力的なカラーリングだと思います。ネイビー、ブラウンといったワードローブの雰囲気を損なわずに、さらりとROLEXが楽しめるのではないでしょうか。
第2位 オイスター パーペチュアル 36 ベージュダイアル Ref.126000
ロレックス オイスター パーペチュアル 36 ウォッチ:オイスタースチール - m126000-0012
他の華々しい色に比べますと、実に大人しい色合いではありますが、ありそうで意外となさそうな、絶妙な塩梅に見えます。
服装との色合わせという意味では、既存のカラーダイヤルの中では意外に汎用性が高そうな気がします。
40代~50代の大人のオトコが、落ち着いたコーディネートの中でさらりと着けこなしていたら間違いなくカッコいいでしょう。
オイスターパーペチュアルのサイズ展開は豊富ですが、個人的には36mmがおすすめです。
第1位 コスモグラフ デイトナ チョコレート&ブラック Ref.126505
ロレックス コスモグラフ デイトナ ウォッチ:18 ct エバーローズゴールド - m126505-0005
1位に選出したのはこちら。デイトナのチョコレートです。
以前同じカラーリングのものがありましたが、惜しまれながらも廃盤に、今年復活を遂げました。
1位はデイトナターコイズブルーじゃないの!?という声が方々から聞こえてきそうですが、あくまでも私個人の趣味でチョイスしておりますのでご容赦ください。
チョコレートダイヤルは、これまた大変な人気があったわけですが、人気や流行は措いても、純粋に見て素敵だなと思います。
やはりブラウンというのは様々な服や小物のキーカラーですし、時計だけが浮かない、全体的なバランスを保ちつつ、スポーツ時計をオシャレに着けこなせるという意味で選出いたしました。
おわりに
地味だ地味だと言われていた2024年の新作発表から一年。2025年の新作としては、以上のほかにもGMTマスターⅡから、グリーンダイヤルやタイガーアイアンダイアルといった華やかなモデルもラインナップに加わりまして、完全新作ランドドゥエラーのリリースもあわせて、時計界隈の盛り上がりは相当なものがあったように思います。
ひとつ小言を申し上げますと、2024年もそうでしたが、今年も事前に新作情報がリークされていました。ロレックスといえば徹底した秘密主義で有名でして、私などはもはやロレックス自身が意図的に情報を事前に流したとしか思えないのですが、いずれにせよリークは今後やめてほしいなと思っています。事前に盛り上がるのは結構なことですが、やはり公式や時計メディアからのリアルタイムでの正式発表をもって、あっと驚く体験がしたいなと思うわけです。
来年はどんな新作が出るのでしょうか。では。