ウォッチコーディネーター資格検定の公式HPから例題を見てみよう。
【設問】:次の文中の「 」の部分に当てはまる語句を、下記の解答群から1つずつ選びなさい。
正規輸入品とは、海外のブランドメーカーが正式に「ア」契約をした日本の企業や、直接日本に設立した日本法人が市場に供給する商品のことです。契約をした企業はそのブランドが目指す世界統一の販売戦略を遂行し、その価値を更に高めていく「イ」を担っています。
【解答群】 1、価格の安定 2、責任と役割 3、中間卸 4、国内現地法人 5、資本参加 6、輸入・販売代理店
正解は次のとおり。
「ア」は6、輸入・販売代理店。
「イ」は2、責任と役割。
国産品と輸入品。
輸入品は正規輸入品と並行輸入品。
正規輸入品は、海外ブランドメーカーが輸入販売代理店契約をした企業や日本現地子会社に供給する商品。
並行輸入品は、輸入販売代理店以外の流通経路から輸入する商品。
一般に、購入価格がお得なのは並行輸入品。
しかし、ちゃんとした店なら大丈夫だと思うが、並行輸入品の中には一定数模倣品がある。
アフターサービスの充実、オーバーホールなどのメンテナンス費用の面では正規輸入品が良い。現地法人ないし輸入・販売代理店では、正規輸入品とそれ以外でメンテナンス費用に差を設けているところが少なくない。
販売価格だけ見て飛びつくのはやめよう。