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腕時計のすすめ【ロジェ・デュブイ】ROGER DUBUIS エクスカリバー42 Excalibur 42 オートマティック スケルトン Automatic Skeleton

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機械式腕時計を買おうと探している方に向けて、当店が厳選した機械式腕時計をご紹介します。

 

今回は、以下の条件で考えます。

 

  • 予算900万円
  • コンプレックス(複雑な感じ)×スポーツ
  • 機械を楽しめる
  • インパクト「大」

 

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https://www.rogerdubuis.com/ja/ウォッチ/excalibur-ja/オートマティック-スケルトン-rddbex0422/

 

ロジェ・デュブイ ROGER DUBUIS

エクスカリバー42 Excalibur 42

オートマティック スケルトン Automatic Skeleton

 

ロジェ・デュブイは、天才時計師ロジェ・デュブイ氏(1938~2017年)が、1995年に創業したブランドです。

 

「大胆」かつ「斬新」な時計作りで注目を集めています。

 

このモデルはロジェ・デュブイの十八番である「スケルトン」仕様になっています。

時計の裏蓋がシースルーになっているものを裏スケルトン(裏スケ)といいますが、厳密に時計用語で「スケルトン」といえば、このように、文字盤側もスケルトンになっているものをいいます。 

https://www.rogerdubuis.com/ja/ウォッチ/excalibur-ja/オートマティック-スケルトン-rddbex0422/

 

腕時計をスケルトンにする場合、内部までしっかり見えるので、小さな歯車などの細かいパーツまで見て楽しめるように、美しく仕上げなければなりません。

 

このように、スケルトンは膨大な手間と高度な加工技術を要する仕様で、微に入り細に入り丁寧に仕上げなければなりませんが、その分「時計の中はこうなっているんだ」という感動があります。

 

特にロジェ・デュブイのスケルトンは、中がきれいに見えます。

 

スケルトンにおいては、ムーブメントの造形も見せ場である以上、パーツの仕上げの精度と同様に重要なのは、ムーブメントの構造とデザインです。

 

この点、エクスカリバーのスケルトンのムーブメントは、ブランド哲学である「大胆」かつ「斬新」であるのと同時に、センスが良く、カッコいいと思います。

 

加えて、エクスカリバーは、ただカッコいいだけでなく、「ジュネーブシール」まで取得していることもポイントです。

 

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https://www.rogerdubuis.com/ja/ジュネーブ・シール/

 

ジュネーブシールとは、ジュネーブ州の技術規格法に定められた検定に合格した時計に与えられる認定です。

 

具体的には、時計の機械式ムーブメントの組立て、ケーシング、調整がジュネーブ州で行われていることや、ムーブメント部分の全ては個別に仕上げられ、ジュネーブ伝統の工芸ノウハウにより手作業により装飾されていることなど、かなり厳しい要件が課せられています。

 

ジュネーブシールを取っているのは、パテックフィリップ(現在はより厳しい自社基準に移行)、ヴァシュロンコンスタンタンといった、いわゆる雲上ブランド級のごく僅かなブランドに留まります。

 

ジュネーブシールの取得には、膨大な製造コストがかかることから、スイスで年間製造されるおよそ2000万個の時計のうち、ジュネーブシールを持つものはわずか2万4000個にすぎず、それだけで希少性があるといえます。

 

そもそも、ジュネーブシールは、スイス伝統の時計技術を後世に遺す趣旨で制定されたものであり、これを取得することは、すなわち伝統技術に最大の敬意を払っていることを意味します。

 

したがって、ロジェ・デュブイは、単に見た目がインパクトがあってカッコいいだけの時計ブランドでは全くなく、むしろ、スイスの伝統技術を最大にリスペクトしているブランドといえます。

 

さて、ロジェ・デュブイのエクスカリバー42オートマティックスケルトンは、モデル名のとおり42mmとやや大きめですが、見た目でこれだけインパクトがあるので、大きさはもはや気になりません。

 

ケースは18Kローズゴールド製で、スポーツウオッチという括りですが、ドレス的な雰囲気もあります。

 

パワーリザーブは60時間となっており、実用性も問題ないと言えます。

 

自動巻き(オートマティック)時計ですが、特徴としては「マイクロローター」が採用されている点です。

 

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http://watchcompany.hatenablog.com/entry/2016/07/11/163559

 

一般的な自動巻きのローターは、上の画像のように、半円型ないし扇形の部品が時計の中央に付いていて、腕の動きで回転することでゼンマイを巻き上げます。

 

これに対して、エクスカリバー42オートマティックスケルトンでは、一般的なローターではなく、「マイクロローター」が採用されています。

 

11時位置にある小さめの半円型の部品がマイクロローターです(末尾に貼り付けた動画で、文字盤11時位置で回っている部品)。

 

自動巻ローターをマイクロローターにすることにより、ムーブメントの嵩が抑えられるので、その分、時計を薄くすることができます。

 

そして何より、エクスカリバー42オートマティックスケルトンは、スケルトン仕様で、デザインには相当こだわっていますから、時計の前・後、双方向からスケルトンを堪能するために、マイクロローターを採用したと思われます。

 

この点も、エクスカリバーがドレスウオッチ的な要素も持っているように見える理由かもしれません。

 

それに、ローターがムーブメントの見え方を邪魔しないので、エクスカリバー42オートマティックスケルトンは、時計の内部までよく見え、歯車の動きやテンプの回転などを、いつでも鑑賞することができます。

 

ロジェ・デュブイは、一般世間における知名度はないと思います。しかし、芸能人やスポーツ選手の愛用者は少なからずいます。

 

何より、このインパクトですから、時計に詳しくない方が見ても、一見して「何だこれすごい!」ということは分かるので、着けている本人の満足度も高いと思います。

 

価格は900万円程度とかなりしますが、素材、スケルトン仕様、手の込んだムーブメントの構造、さらにジュネーブシールまで取っていることまで考えれば、やはりこのくらいはします。

 


Roger Dubuis Excalibur Skeleton Automatic RDDBEX0422 Luxury Watch Review

 


 

 

 


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