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腕時計のすすめ【ヴァシュロンコンスタンタン】VACHERON CONSTANTIN パトリモニー PATRIMONY マニュアルワインディング MANUAL-WINDING

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機械式腕時計を買おうと探している方に向けて、当店が厳選した機械式腕時計をご紹介します。

 

今回は、以下の条件で考えます。

 

  • 予算200万円
  • シンプル×ドレス
  • クラシカル

 

Vacheron Constantin - パトリモニー - パトリモニー・マニュアルワインディング

https://www.vacheron-constantin.com/jp/ウォッチ-パトリモニー/ハ-トリモニー/ハ-トリモニー-81180-000j-9118.html

 

ヴァシュロン・コンスタンタン VACHERON CONSTANTIN

パトリモニー PATRIMONY

マニュアルワインディング MANUAL-WINDING

価格は190万円(税抜)

 

ヴァシュロン・コンスタンタンは、1755年創業のスイス時計界の超老舗で、パテック・フィリップ、オーデマ・ピゲと並び世界三大腕時計ブランド(三大雲上ブランドともいう)に数えられえるブランドです。

 

十数年前まではバセロン・コンスタンチンという呼称が正式でしたが、現在ではヴァシュロン・コンスタンタンが正式な呼称になっています。

 

パトリモニーは、無駄がない二針(時分針だけ)で、ケースは18Kで高級感が漂い、古典的・典型的なザ・ドレスウオッチといえます。

 

時計の中身(ムーブメント)は、キャリバー1400という手巻き式になっています。

 

https://www.vacheron-constantin.com/jp/ウォッチ-パトリモニー/ハ-トリモニー/ハ-トリモニー-81180-000j-9118.html

 

ムーブメントの装飾には、高級機ではお馴染みのコート・ド・ジュネーブとペルラージュが施されています。

 

  1. コート・ド・ジュネーブ:自動巻きのローター、ブリッジ、受け等に施されるさざ波模様です。このムーブメントでは、ブリッジ(ネジで固定されカバーしているプレート)に施されています。
  2. ペルラージュ:地板(歯車の台になっているプレート)などに施される真珠のような輝きの渦上の模様を重ねてうろこ状のように仕上げる加工です。

 

手巻き式の腕時計なので、定期的にリュウズを回してゼンマイを手動で巻き上げてあげる必要があります。

 

このモデルはパワーリザーブが40時間と短いので、一日1回程度のペースで、ゼンマイを巻き上げる作業をする必要があります。

 

また、このモデルは「ジュネーブシール」を取得しています。

 

↑ジュネーブ市の紋章を象った、ジュネーブ・シールの金属印

【腕時計の基本】選ばれしブランドのみが取得できる最高品質の証「ジュネーブ・シール」 | GetNavi web ゲットナビ

 

ジュネーブシールとは、スイス・ジュネーブ州の技術規格法に定められた検定方法に基づく認定で、ジュネーブ州内で組み立て、調整が行われた機械式ムーブメントをもち、出来栄えが素晴らしい、極めて優れた時計であることについて、法令上のお墨付きを与える制度です。

 

ここまでの説明だけでは「よくある高級ドレスウオッチだよね」で終わるかもしれませんが、しかし、このパトリモニーで語るべきポイントは、その緻密なデザイン設計にあります。

 

 

https://www.asobou.co.jp/blog/web/golden-rate

 

上 レオナルド・ダ・ヴィンチのモナリザ

 

下 ミロのビーナス

 

これらは美しいとされ、その理由の一つに「黄金比」が挙げられています。

 

黄金比とは、要するに「1:1.618」の比率でものを構成すると美しく感じるというもので、パトリモニーは黄金比をデザイン設計に取り入れています。

 

f:id:shirokuma-watch:20190907105656p:image

上の写真で引いたそれぞれ対応する青線と赤線は、すべて1:1.618の比率になっています。

 

具体的には、

 

  1. インデックス3本単位で見たときの下底間:上底間
  2. 時針:分針
  3. インデックス:インデックスから文字盤中心
  4. 外周からインデックスの端まで:外周からドットまで
  5. ベゼルの幅(とラグの上底):ラグの下底
  6. ラグの幅:ケースの直径
  7. リューズ直径:ケースの厚み

 

が黄金比に基づき設計されています。

 

パトリモニーは、先ほど説明した基本スペックだけでもすでに価値があります。

 

これに加えて、デザインの至るところに用いられている「黄金比」という考え方、それが傑作とされる芸術品の数々にも用いられていること、たとえばモナリザって・・・と話そうと思えばどんどん膨らんでいきます。

 

当店としては、せっかく高いお金を出して腕時計を買うなら、愛着をもって色々と語れる一生モノの腕時計を是非手に入れてほしいと思います。

 

www.shirokuma-watch.com

 

www.shirokuma-watch.com

 

 

 


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