しろくま腕時計紹介店

時計選びをもっと楽しく。

MENU

【チューダー】ブラックベイ58GMTの購入レビュー!2024年新作

時計ランキング

f:id:shirokuma-watch:20240525225139j:image

はじめに

2024年新作「ブラックベイ58 GMT」(Ref.M7939G1A0NRU-0001)を購入しました。

数日使用した感想を交えたレビューをお届けします。

f:id:shirokuma-watch:20240525225155j:image

チューダーとは

  • 創業者:ハンス・ウイルスドルフ(ロレックス創業者)
  • 設立理念:ロレックスの技術と信頼性を備えた先駆的な腕時計を創る
  • ブランド名:ロレックス誕生の地であるイギリスの名家チューダー家から
  • 創業年:1926年2月

チューダーの歴史はこちらから。

ブラックベイ58とは

  • 基幹ラインナップ「ブラックベイ」シリーズのひとつ。
  • モデル名:チューダー初の200 m防水ダイバーズウォッチが発表された1958年にちなんで命名
  • コンセプト:1950年代の特徴的なフォルムを継承(直径39 mm径やヴィンテージテイスト)

2024年のチューダー新作発表

ウォッチズ&ワンダーズ ジュネーブ 2024(2024年4月9日)にて、チューダーから以下の新作腕時計が発表されました。

モノクロームのブラックベイは、新作発表から数日~10日くらいで国内のデリバリーが確認されています(インスタで拝見)。

ブラックベイ58GMTについては、最初の国内デリバリーが確認されたのは発表から約40日後でした(インスタで拝見)。

ブラックベイ58GMTは、出回りまで比較的時間が掛かっていたので、入手は長期戦になるだろうと覚悟をしていましたが、まさかこんなに早く購入のご縁をいただけて感無量です!

ブラックベイ58GMTの基本スペック

  • ケース径:39 mm 
  • ケースの厚さ:12.8 mm
  • ラグの幅:20 mm
  • 防水:200 m (660 ft)
  • パワーリザーブ:65時間
  • ムーブメント:キャリバー MT5450-U (COSC、METAS認定 )
  • ブレスレット:“T-fit”クイックアジャストクラスプ付

ブラックベイ58GMTの価格

  • 定価 税込643,500円(2024年5月25日現在)

各ブランドの定価上昇が止まらない中、チューダーも例に漏れず、ブラックベイ58の定価もほんの5年ほどで定価が40~50%近く上昇しています(2018年初出のブラックベイ58はブレスレットモデルで定価税込378,000円→2024年5月25日現在税込561,000円)。

ただ、それを措いても、65万円以下の予算で買えるGMTウォッチとしては、ブラックベイ58 GMTは圧倒的なカッコよさとクオリティではないでしょうか。

ブラックベイ58GMTのレビュー

前置きが長くなりましたが、ここからブラックベイ58GMTの実機レビューです。

f:id:shirokuma-watch:20240525225214j:image

ブラックとバーガンディのアルマイト加工インサート。要はアルミ製のコークベゼルです。

f:id:shirokuma-watch:20240525225225j:image

ケースサイドは鏡面仕上げで、面取りもされています。

ブレスレットは、リベット式ですが、フェイクリベット。

f:id:shirokuma-watch:20240525225236j:image

お待ちかねのリストショットです。39mm径で手首にしっかり収まるサイズ感がたまりません。

ベゼルのバーガンディの発色が堪りません。

温かい色合いのベゼルです。

f:id:shirokuma-watch:20240525225249j:image

チューダーではお馴染みのドーム型サファイアクリスタル風防。

f:id:shirokuma-watch:20240525225300j:image

光の当たり具合で、結構渋く見えることもあります。

f:id:shirokuma-watch:20240525225316j:image

ブレスレットは、ブラックベイ58(M79030N-0001)と比べると、少し軽くなったように感じますが、気のせいかもしれません。フィット感は良好です。

f:id:shirokuma-watch:20240525225328j:image

ブラックベイ58(M79030N-0001)のバックルの形状は盾のロゴを模した形でしたが、58GMTでは四角。また、バックル自体も大きくなり、装着感と堅牢性が高まっています。

f:id:shirokuma-watch:20240525225344j:image

ベゼルを拡大してみます。

f:id:shirokuma-watch:20240525225400j:image

ベゼル表面はザラついた加工の様に見えますが、実際に触った感じは滑らかなのでご安心を。

このベゼル表面の加工のおかげで、引きで見た時に鼈甲のような艶感が出ているのでしょう。

f:id:shirokuma-watch:20240525225413j:image

拡大して分かったのは、ダイヤル表面がザラついたような加工になっていること。

また、ダイヤルにプリントされた文字を拡大してみますと、字が盛り上がっていて、印影が分かるくらいです。

1950年代のギルトダイヤルを彷彿させる金色の文字やラインが見られます。

f:id:shirokuma-watch:20240525225424j:image

マスタークロノメーターという驚異的なスペックを持ちます。

精度、耐磁性、防水性、パワーリザーブで厳しい基準をクリアしなければなりません。

  • スイス公認クロノメーター検査協会(COSC)は前提として取得している
  • 精度:ケーシングされた時計の日差が5秒以内(0、+5秒)
  • 耐磁性:15,000ガウスの磁場環境にさらされた状態の時計の計時精度も保証
  • 防水:200m (660フィート)
  • パワーリザーブ:65時間または70時間のパワーリザーブ

f:id:shirokuma-watch:20240525225439j:image

私の普段着(Tシャツ×ジーパン)に完全に馴染みます。

f:id:shirokuma-watch:20240525225449j:image

この価格で、ここまでのスペックがあり、このクオリティで、このカッコよさ。

将来のチューダー史上に残る歴史的傑作といって良さそうです。

YouTubeでの開封動画


www.youtube.com

今回からマイクを買って一人で話ながら撮っていたのですが、マイクの電源を入れ忘れたため、無音の動画になってしまいました。申し訳ございません。

おわりに

ブラックベイ58が好きで、かつGMT時計が好きな人(無論、私もその一人)は、2024年の新作発表で狂喜乱舞したに違いありません。

「気分はあの頃のジェットセッター」というキャッチコピーのとおり、1950年代のGMTマスターのヴィンテージ感を、最新技術・マスタークロノメーターのスペックで楽しめるという、夢のような時計ではないでしょうか。チューダーには「よくやってくれた!」と心から拍手を送りたいです。

私が購入できたのは所謂ファーストロットです。本当に貴重なご縁をいただけた販売店の方々には深く御礼申し上げます。

時 計 選 び を も っ と 楽 し く