(写真 パテックフィリップ公式ウェブサイトから引用)
腕時計の販売サイトを見ながら、気になった時計を見て行きたいと思います。
※ 販売店と筆者は何の対価関係もありません。
今回はいわゆる雲上時計である
パテックフィリップ
オーデマ・ピゲ
ヴァシュロンコンスタンタン
からピックアップしていきます。
パテックフィリップ カラトラバ パイロット トラベルタイム 7234G-001
|
筆者も実際購入を考えたこともあるカラトラバのトラベルタイム(そのときはほかの時計にいってしまいましたが・・いつか欲しい)。
トラベルパイロットには5524Gもありますが、そちらは42mm径と大きいので筆者の趣向ではありません。
7234Gは何が良いかというと、ひとつはコンプリケーションモデルながら37.5mm径というコンパクトなサイズ感であること。ちなみに以前のパテックフィリップ公式HPでは42mm径の5524に対して37.5mm径の7234は「婦人用」として紹介されていましたが、いつの間にか「どんな手首にもフィットするミディアム・サイズ」という表現に変わっていました。以前の「婦人向け」という表現が嫌だったので改善されて良かったです。
話が逸れましたが、時針が二重構造になっているのが特徴です。最初は違和感がありましたが、見ている内に慣れました。二つの時間を表示できる珍しいGMT機能で、これが複雑機構(コンプリケーション)です。第二時針はケース側面のボタンで進めたり戻したりできるので、必要がないときは時針を重ねて一本で表示できます。
ボタンが三つあってアクティブな印象に見えます。基本的にはジャケパンなど綺麗目なカジュアルによく合いそうです。37.5mm径ならケース左側の二つのボタンは袖に隠れますから、よりドレッシーな場面でも使えます。
6気圧防水というスペックは他のコンプリケーション時計に比べれば高めなのもポイントです。
正規店定価が税込 667万7000円(2023年1月3日現在)なので、500万円を切っているこれは比較的お買い得な気がします。
オーデマピゲ ジュールオーデマ クロノグラフ 25859ST
|
筆者は現在十数本時計を所有していますが、実はクロノグラフを一本も持っていません。昨年からクロノグラフが欲しいと思いつつ、色々と物色しましたが、大きかったり、厚かったり、ケース形状がしっくりこなかったりと、まだこれというものに出会えていません。周りに回った結果、直径40mmで厚さ12mm台に収まっているデイトナが結局一番いいだろうと思いましたが、天邪鬼なので、まだ他の候補を諦めていません。
さて、ジュールオーデマ クロノグラフ 25859STですが、レトロな印象で素敵だなと思いますし、何より39mm径・11~12mm厚というサイズ感がいいです。APに限らず現行モデルでこのあたりのサイズ感のクロノグラフを探すのはかなり難しいので、こういう時計があると選択肢が広がります。
防水性はほぼありませんが、ケースはステンレス製で普段使いにできそうです。
オーデマ・ピゲといえばロイヤルオークかCODE11.59の二択となっている今日ですが、そんな時こそ、他のモデルにも目を向けるべきではないでしょうか。現行のAPはかなりの金額を用意しなければ手に入れることができません。
この時計の定価がいくらだったのか正確には分かりませんが、昨今の市況のもとでAPの素敵なクロノグラフが200万円を切る価格で手に入るなら一考に値します。
ヴァシュロンコンスタンタン オーヴァーシーズ 42042
|
ヴァシュロンコンスタンタンが誇るラグスポ「オーヴァーシーズ」も、遅ればせながらラグスポブームに乗って時価上昇を見せた2022年でした。
現行は41mm径までサイズアップしてしまいましたが、この42042は37mm径です。これくらいのサイズ感が収まりがいいと思いませんか。
ダイヤルにはやや癖のあるアラビア数字がびっしり。これを古臭いとみるのか。筆者には何だかかわいく見えますし、この時計のチャームポイントではないでしょうか。
ブレスレットはかなりこだわった造り・仕上げになっていて、流石VCという感じです。
まとめ
PP・AP・VCの穴場モデル(?)をリサーチしてみました。
人と違う時計が良いという方の参考になれば幸いです。