もう暑い。ナイロンベルトが活躍する時期がやってきた。
ということで、新しいナイロンベルトを購入。
今回購入したのは通称「NATOベルト」。
早速レビューしていこう。
ご存じの人もいるだろう、通称「NATOベルト」。
このブラック×グレーのカラーリングは通称「ジェームズ・ボンド仕様」(JB)。
007初代ジェームス・ボンドが映画「ゴールド・フィンガー」でロレックス・サブマリーナ(Ref.6538)に付けて使っていたという歴史的なストラップである。
簡単キットが入っている。
クロノワールドはフェニックス社の日本唯一の輸入元であるという。
①説明書、②バネ棒外し、③バネ棒(2本)が入っている。
バネ棒のストックができて助かる。
「Phoenix」のロゴが刻印されている。
ポニックス、、、ではなくフェニックス。
どうも尾錠の棒とミゾの部分がキレイに噛み合っていないようだ。
尾錠の棒、よく見ると斜めに曲がっている。
使用には問題ないが、不良品か?
ベルトの先端部分の形が少しいびつ。雑なカッティングもまた味わいなのか。
個人的には細かい部分もキチッと作ってもらいたい。
ナイロンベルトを腕時計本体に取り付けてみた。
上下を逆にしてしまった(長い方が6時側にこなければならない)。
せっかくなので上下逆のまま着用。見た目おかしくはないが違和感がある。
12時の方に尾錠がくるよう正しく着け直す。
正しい着け方で着用。
ベルトの生地は、薄くもなく、厚くもない。軍用なだけあって素材自体はしっかりしている。
裏側からのアングル。
価格は4180円。ナイロンベルトにしては高い。
しかし、買う価値はある。
まず、数あるナイロンベルトの中でも、フェニックス製のものが真正な「NATOベルト」である。
また、NATOベルトの黒・グレーのカラーリングは、007でジェームズ・ボンドが着けていた。そのヒストリーも男心をくすぐる。
色味も良い。黒一色だと腕元がかなり重い印象になるはずだが、こうやってグレーのストライプが入ることで重たさが和らいでいて、使い勝手は良さそうだ。
着け心地もほどほどによく(少なくとも、悪くはない)、生地の素材の良さも分かるので、安っぽい感じはしない。
この夏おおいに活躍するだろう。
なお、ナイロンベルトの基本的な取付け方は拙稿「夏場の腕時計はナイロンベルトでキメろ!取付け方法を実践」を参照されたい。