はじめに
腕時計のベルトには、代表的なものとして金属ベルト、革ベルト、ラバーベルトなどあります。
ステンレススチールベルトの腕時計をしておられる方。
革ベルトに交換して楽しみましょう。
腕時計の可能性が広がります。
冬シーズンでおススメなのは「革ベルト」です。
革ベルトは夏場だと汗をかいてべとつきますからね。
着用しているのはロレックスのGMTマスターⅡ(Ref.116710LN)
ベルトを取り外す
ステンレススチールのブレスレットを取り外して、革ベルトを付けました。
「バネ棒外し」という工具を使います。
慣れればさっとできます。
最初は苦戦します。
作業の過程でケースが傷つくこともありますので、気になる方はテープで保護してからやりましょう。
革ベルトの色を選ぶ
革ベルトを選ぶ際は、まずは色。
文字盤の色、ベゼルの色、インデックスの色、または差し色に使われている色と合わせるのがベター。
着用しているロレックスのGMTマスターⅡ(Ref.116710LN)の場合
・ブラック :文字盤とベゼルの黒と合わせる
・ホワイト :アワーインデックスのホワイトと合わせる
・グリーン :GMT針のグリーンと合わせる
これらのほかにも合う色はあると思いますが、もうそこは感性になってしまいますので。
革ベルトの素材を選ぶ
「革」とは動物の「皮」をなめしたもの。
素材としてはワニ、トカゲ、カーフ(子牛)、ピッグ(豚)、コードバン(馬)などがあります。各々ベルトの質感はもちろん違います。
着用しているロレックスのGMTマスターⅡ(Ref.116710LN)でいえば、ベゼル(セラミック)にはかなり艶(つや)があるので、艶のある革ベルトで合わせると統一感が出ると思います。
そこで選んだのは「松阪牛」の皮でできたこちらの革ベルト。
松阪牛といえば脂がのったおいしいお肉ですが、その皮にも油が大量に含まれています。
そういうものをレザーグッズにするのは難しいのですがそれをやったのがこのベルトです。
革ベルトをアップ撮影。
どうですか。
艶があります。
この艶感はまるでコードバン(馬)のようです。
ただコードバンの耐久性は強いとは言えないので傷がよくつきます。
その点、牛の皮でこの艶が出せているのはこの商品の魅力です。
Dバックルに取り換える
購入した革ベルトは尾錠タイプのもの。
尾錠というのは、革ベルトを留めるこういった金具のこと ↓
しかし尾錠だと毎回穴に通して、外す、革を折り曲げるという動きが必要になります。
革の劣化が早くなります。
私はできるだけ物を長く使いたいタイプなので、Dバックルに取り換えます。
Dバックルに取り換えるとこうなります。
着用中の見た目はふつうの尾錠と変わりません。
プッシュボタンを押すとこのように外れます。
両開きタイプはこのように外れます。
Dバックルにするもう一つのメリットは「落下防止」です。
腕時計を着ける際に手が滑っても手首を通していれば落ちませんから。