はじめて機械式腕時計を買うときの選び方を説きます。
使う場面、趣味、メンテナンス性といった観点から選ぶという話はすでにしました。
あとは、どの「ブランド」にするのがよいか?ということ。
まず浮かぶのは
- ロレックス
- オメガ
- タグ・ホイヤー
といった日本で知名度抜群のスイス時計です。
機械式時計を買う理由の一つには「ステータス」を手に入れることなので、それで正しいと思います。
そして結局のところ、これら三つのブランドで、同価格帯で比較した場合、ロレックスが頭一つ抜けているとおもいます。
まずは「ステータス」。
誰でも知っている「高級時計」といえばロレックス。
これは日本だけでなく世界的にもそうです。
次に「品質」。
外装の最大の特徴はロレックスが採用している「904L」という高級で極めて特殊なスチール。硬くて頑丈ゆえに加工も困難。
それをロレックスは完璧なまでに成型して仕上げています。ロレックスの鏡面仕上げは鏡そのもの。
中身(ムーブメント)も。
すべてのモデルがC.O.S.C.認定のみならず、それを上回る精度調整を経て、完璧な状態で出荷されています。
ロレックスのムーブメントは長い歳月をかけて実用性を求めて改良に改良を重ねているので実用性に極めて優れています。
そして「価値」。
ロレックスは売却する場合でも大きな値崩れがないとされます。
先の「ステータス」「品質」(アフターサービス体制の充実も含む)が大きく影響しているのはもちろんですが、重要な点は「旧型」と「新型」で「見た目に」大きな変更がないから。
よくポルシェに例えられますが、昔のポルシェは今でもお洒落に見えるのは基本デザインがほとんど変わっていないからです。当初から完成度の高いデザインであったと言えます。
日本のある高級車はモデルチェンジでフロントの顔つきを大きく変えてみたり、何かと新・旧の違いが激しく、そうなると旧型が時代遅れのような感じになってしまい、新型への買い替えを余儀なくされる。
果たしてそういうものに愛着が湧くのでしょうか・・・。
話が脱線しました。
「はじめの一本で間違いのないものは」と聞かれたら、「ロレックス」と答えます。