今回は日本経済を支える「40代・サラリーマン」に向けて「しろくま四分類」に沿ってコレクションを提案していきたいと思います。
今回紹介の四本全てを揃えた場合は計486万7500円(税込)となります。
①ドレス × シンプル
使用場面・・・日々のビジネスシーン全般
グランドセイコー Grand Seiko
Heritage Collection SBGR251
価格は44万円(税込)
安心と信頼の日本製。
日本が世界に誇る「グランドセイコー」。
ビジネスシーンはもちろん、冠婚葬祭も含めて、ビジネスマンのあらゆるシーンでフル稼働できる一本です。
よく動くサラリーマンであれば、素材は錆びにくく丈夫なSS(ステンレススチール)製がよいでしょう。
ご紹介のモデルはグランドセイコーの機械式時計の中では最も求めやすい価格設定。
「エントリーモデル」と呼ばれるラインナップですが、シンプルでオーソドックスなものが長く使えて良いのです。
裏蓋はシースルー仕様なのでムーブメントも鑑賞できます。仕事に疲れて帰宅、時計を外した際に見えるムーブメントで慰労されることでしょう。
精度は平均-3~+5秒/日と、C.O.S.C認定を上回ります。
10気圧(100m)防水。出先で突然の雨に濡れようと、手洗い中に水がかかろうと、問題なし。
まさに日本のサラリーマンのために存在する一本です。
②スポーツ × シンプル
使用場面・・・カジュアルOKなビジネスシーン、アウトドア など
ロレックス ROLEX
エクスプローラー EXPLORER
Ref.214270
定価は68万7500円(税込)
1997年に放送されたドラマ「ラブジェネレーション」で木村拓哉さんが着けていたことで人気が爆発したモデル。
40代のサラリーマンの中には「当時みてた」という方もおられるのでは。
ケースは先端産業でも使われる904Lスチール製、大きさは39mm。
一見するとシンプルな腕時計ですが、よく見れば「ROLEX」。
ビジネスシーンでも違和感なく、先のグランドセイコーと交互にという使い方もできます。
仕上げの精度は大変優れており、実物の高級感はかなりあります。
時字(3・6・9のアラビア数字とバーインデックス)にはさり気なくホワイトゴールドが使われています。
スポーツモデルなので夜行塗料も付いています。
C.O.S.C認定の上、さらに精度は-2~+2秒/日とかなり優秀です。
「シンプル×ドレス」では「白」文字盤をチョイスしたので、次に使用頻度が多いであろう「シンプル×スポーツ」には「黒」文字盤をもっていくなど、文字盤の色にも違いを出してみました。
③ドレス × コンプレックス
使用場面・・・高級店での買い物や、高級レストランでの食事といったラグジュアリーなシーン など
ジャガールクルト
レベルソ・トリビュート・カレンダー
REF. 3912420
価格は302万5000円(税込)
ケースは18Kピンクゴールド製。
たまにはデパートで買い物、高級レストランで食事を、、、というラグジュアリーなシーンに合う時計としては「ゴールド製」が候補に挙げられます。
また「シンプル×ドレス・スポーツ」ではラウンド型を選びましたので、ラグジュアリーなシーンを意識した「コンプレックス×ドレス」では角型という選択肢も有力。
ジャガールクルトの基幹ラインナップであるレベルソは時代の流行に左右されないであろうアールデコを基調とした優れたデザイン。
グランドセイコーやロレックスとはまた全然違った味のある一本です。
角型のケースと文字盤に整然としたバーインデックス、高級感ただようドーフィン針。
6時位置には男の浪漫ムーンフェイズに、ポインターデイト表示が良いアクセントに。
さらに反転すると、
チャコールグレーの文字盤にクル・ド・パリのギョシェ彫りが施されたシックなデザインの時計に変身。
こちらの裏面で第二時間帯を表示することも可能。昼夜の区別ができる「デイ・ナイト」表示も良いアクセントに。
表面とはガラッと雰囲気が変わるので、ゴールド製ウオッチ二本分の価値があると思えばコスパ的にも良く思えます。
④スポーツ × コンプレックス
使用場面・・・休日のお出かけ全般
オメガ OMEGA
スピードマスター Speedmaster
MOONWATCH PROFESSIONAL CHRONOGRAPH 42 MM
311.30.42.30.01.006
価格は71万5000円(税込)
先の三本ではなかった「クロノグラフ」機構はここでフォロー。
ムーンウオッチなどと呼ばれますが元はレーシングウオッチであり、スポーティな表情です。
同じデザインで自動巻きと手巻きがあり、手巻きの方が10万円ほどお高くなっています。ご紹介のモデルは手巻き。
休日にチョット外へお出かけみたいなシーンでは使い勝手が良いと思います。
デザイン的には若い世代向けという感じがするので、まだ若い40代で満喫しておきたい時計です。
そんなに高級感のある外装ではありませんが、ジーンズにTシャツでちょっと出かける分にはぴったりでは。
「40代」「サラリーマン」の方、時計を複数コレクションしようと思っている方のご参考になればうれしいです。