各業界ごとに「~オブ・ザ・イヤー」というイベントがありますが、時計業界でも「インポートウオッチ・オブ・ザ・イヤー」(Import Watch of the Year)、略して「IWY」が存在します。
主催者は、ウオッチコーディネーターの認定事業なども行っている一般社団法人日本時計輸入協会です。
2013年から始まったもので、歴史は浅いものの、時計業界団体が主催して公式に行う初の試みとなります。
第1回(2013-2014)
- 対象モデル:2012~2013年に日本国内で新発表された輸入時計
- 選考方法:業者が推薦モデルをエントリーし、一般消費者のネット投票と有識者選考を行い、グランプリ、価格帯別のトップを決める。
- 発表:2013年12月
- 結果:総合グランプリはBREITLING(ブライトリング)の「AVENGER Ⅱ」→詳しくはこちら
第2回(2014-2015)
- 対象モデル:2013~2014年に日本国内で新発表された輸入時計
- 選考方法:第1回と同様
- 発表:2015年12月
- 結果:総合グランプリはラルフローレン(RALPH LAUREN)の「Automotive 39MM Chronometer Wood Dial Model」→詳しくはこちら
第3回(2017)
- 対象モデル:2016年10月1日~2017年9月30日に日本国内で新発表された輸入時計
- 選考方法:従前の消費者投票・有識者選考方式を廃止、新たに「ウォッチコーディネータ―」(2017年12月現在1879名)の投票方式を採用し、「お客様に一番推薦したいモデルは?」との基準によりメンズとレディスのグランプリモデルを決定。
- 発表:2017年12月
- 結果:メンズグランプリはROLEX(ロレックス)の「オイスター パーペチュアル スカイドゥエラー」(Ref.326934)。レディースグランプリは同じくROLEX(ロレックス)の「オイスター パーペチュアル レディ デイトジャスト 28」(Ref. 279174)→詳しくはこちら
第4回(2018)
- 対象モデル:2017年10月1日~2018年9月30日に日本国内で新発表された輸入時計
- 選考方法:前回同様「ウォッチコーディネータ―」(2018年11月現在2136名)の投票方式を採用し、「お客様に一番推薦したいモデルは?」との基準によりメンズとレディスのグランプリモデルを決定。
- 発表:2018年12月
- 結果:メンズグランプリはROLEX(ロレックス)の「GMTマスターⅡ」。レディースグランプリはCartier(カルティエ)の「パンテール」。なお、「一番輝いているブランド賞」はOMEGA(オメガ)に。→詳しくはこちら
第5回(2019)
- 対象モデル:2018年10月1日~2019年9月30日に日本国内で新発表された輸入時計
- 選考方法:前回同様「ウォッチコーディネータ―」の投票方式を採用し、「お客様・ご友人に一番お勧めしたい腕時計」との基準によりメンズとレディスのグランプリモデルを決定。また、「一番輝いてみえるブランド」賞も用意。
- 発表:2019年11月後半(予定)→詳しくはこちら
第5回は現在投票受付中の状況で、締切は2019年10月31日午後8時00分、結果発表は11月下旬になります。
なお、当店もウオッチコーディネーターの資格に基づいて投票権を持っておりますが、まだ投票していません(今年は豊作で難しいです)。