しろくま腕時計紹介店

高級ブランド腕時計の魅力をウオッチコーディネーター(日本時計輸入協会認定)が発信。時計ブランドの哲学や時計のコンセプトを分かりやすく紹介。腕時計選びに特化したブログ。

時計屋放浪記【ゼニス】エル・プリメロ

「頂点」、「ナンバー1」を目指すというウオッチナリティ―の腕時計をご紹介します。

 

私が試着した時計がこれです。

 

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ゼニス ZENITH

エル・プリメロ El Primero

 

1865年創業です。

 

マニュファクチュール(自社一貫生産)の代表格です。

 

エスペラント語(欧州主要言語を掛け合わせた人工言語)で、ゼニスは「天頂」の意味です。

 

クロノグラフ針(文字盤中央の赤い針)の端の星型は、ゼニス=天頂を象ったものです。

 

エル・プリメロは、「ナンバー1」の意味で、ゼニスがつくる時計の中身(ムーブメント)の一種の名称です。

 

時計界では非常に有名なムーブメントで「傑作自動巻きクロノグラフ」と称されています。

 

エル・プリメロ キャリバー 3019 PHC、1969年

エル・プリメロ ムーブメント&キャリバー - ゼニス 高級 ウォッチ

 

36,000振動/時の「ハイビート」が特徴です。

 

機械式腕時計に耳を近づけると音がしますが、これが振動の音です。

 

ハイビートは、「チチチ・・・」ととても速く聞こえます。

 

秒針もツツツ・・・と小刻みに運針します。

 

一方、ロービートの音は、「チッ、チッ、チッ・・・」とハイビートに比べるとゆっくりに聞こえます。

 

秒針もスーイ、スーイという感じで運針します。

 

振動数で一般に多いのは、28,800振動/時です。

 

振動数とは、一定周期に「てんぷ」という中の部品が振れる回数です。

 

  • 28,800振動/時 → 480振動/分 → 8振動/秒
  • 36,000振動/時 → 600振動/分 → 10振動/秒

 

 

ハイビートは、精度が安定すると言われていますが、部品の摩耗やオイルの消耗が早くなりがちな欠点があります。

 

この点、ゼニスのエル・プリメロは、特殊な潤滑油を使用し、耐久性を高めています。

 

そして、ロレックス・デイトナ(Ref.16520)など他の有名ブランドでも採用された実績があります。

 

試着したモデルは、エル・プリメロのラインナップの中でも最もオーソドックスなモデルです。

 

ムーブメントの名前がこれだけ有名なブランドは他にないと思います。

 

ムーブメントは、外からは見えないという意味で地味・裏方な部分ですが、そこでナンバー1を目指すという渋さが、揺るぎないウオッチナリティ―として確立されています。

 

www.shirokuma-watch.com

 

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