コラム
筆者は仕事柄人と接する機会が多い。 そしてまた仕事柄、相手の腕元を見てしまう。 純粋な興味から「この人はどんな時計をしているのだろう」と気になる。 (決して値踏みをする意図ではないことを断っておく) 時計が良く似合っている人は好印象だ。 しかし…
はじめて腕時計を買うときに直面する選択が「駆動方式」つまりどうやって時計が動くかの仕組みだ。 機械式の方は、今何時か分かれば足りるというドライな人は買う必要がない物だ。 正確がウリのクオーツ腕時計か、何ならスマホで事足りよう。 機械式腕時計に…
はじめて腕時計を買うときに直面する選択が「駆動方式」つまりどうやって時計が動くかの仕組みだ。 腕時計の駆動方式は大きく言って 機械だけで動くもの 電池で動くもの がある。 ↑ 機械式腕時計のムーブメント。A.ランゲ&ゾーネ Cal.L094.1 ↑ クオーツ腕時…
2020年は、子(ね)年。 庚子(かのえね)年。 これは「変化」が多い年とされている。 政治家の小沢一郎さんが「今年は、チューチューねずみの年だが、(過去の)ほとんどのねずみ年に政変が起きている。今日の安倍内閣の現状や国民の心理からいって、今年も…
令和元年12月27日、日本時計輸入協会より 「2019 インポート・ウオッチ・オブ・ザ・イヤー」 の発表がありました。 www.shirokuma-watch.com 11月下旬の発表予定だったのに随分待たされましたね。 結果は「オメガ」の「三冠」ということに。 日本時計輸入協…
はじめて機械式腕時計を買うときの選び方を説きます。 使う場面、趣味、メンテナンス性といった観点から選ぶという話はすでにしました。 あとは、どの「ブランド」にするのがよいか?ということ。 まず浮かぶのは ロレックス オメガ タグ・ホイヤー といった…
「ドレスウオッチ」とか「スポーツウオッチ」という用語を聴いたことがあると思います。 「ドレス」がよいか、「スポーツ」がよいかは、主に使用する場面で決まります。 そして「シンプル」か「コンプレックス」は趣味趣向で決めてよいとおもいます。 シンプ…
ベルトの素材も、腕時計の印象を左右します。 ステンレススチール(SS)製と、革製で迷った場合は、ステンレススチール製にするとよいでしょう。 SS製でもブレスレットがケースと一体化していないもの(他のベルトに付け替えられるもの)がおすすめです。 ↑…
時計について書かれたものに、ドレスウオッチ、スポーツウオッチという用語が出てくるとおもいます。 これらが何か、分けることにどういう意味があるのか、考えてみたいとおもいます。 「主に使用する場面」によって「ドレス」か「スポーツ」かのタイプを決…
一般社団法人日本時計輸入協会が主催する「インポートウオッチ・オブ・ザ・イヤー」。 今年2019年は、 お客様・ご友人に一番お勧めしたい2019年新作メンズモデル お客様・ご友人に一番お勧めしたい2019年新作レディースモデル 一番輝いて見えるブランド の三…
一般社団法人日本時計輸入協会が主催する「インポートウオッチ・オブ・ザ・イヤー」。 今年2019年は、 お客様・ご友人に一番お勧めしたい2019年新作メンズモデル お客様・ご友人に一番お勧めしたい2019年新作レディースモデル 一番輝いて見えるブランド の三…
一般社団法人日本時計輸入協会が主催する「インポートウオッチ・オブ・ザ・イヤー」。 今年2019年は、 お客様・ご友人に一番お勧めしたい2019年新作メンズモデル お客様・ご友人に一番お勧めしたい2019年新作レディースモデル 一番輝いて見えるブランド の三…
企業にも「社会貢献」が求められる時代になっています。 企業も社会の一員であり、社会が持続的に維持発展していかなければ企業の存続もないからです。 そんな中で時計ブランド各社も様々な「社会貢献」を行っているところです。 今回はH.Moser & Cie.(H. …
各業界ごとに「~オブ・ザ・イヤー」というイベントがありますが、時計業界でも「インポートウオッチ・オブ・ザ・イヤー」(Import Watch of the Year)、略して「IWY」が存在します。 主催者は、ウオッチコーディネーターの認定事業なども行っている一般社…
腕時計をたしなむうえでは、腕時計に関する正しい情報を入手する必要があります。 腕時計に関する情報については、インターネットで簡単に手に入れられますが、最も信用が置けるものはやはり雑誌などの書物です。 腕時計をテーマにした雑誌として、初心者の…
時計の針の形にはいくつか種類があります。 針の形は、文字盤と相まって、時計の表情の印象を大きく左右しますが、それなりの種類がありますので、とりあえず知っておくと役に立つ代表的な形を紹介したいと思います。 メルセデス(ベンツ)針 アロー針 リー…
腕時計をたしなんでいただくために時計の歴史に関する記事を書きます。 今回は「時計回り」についてです。 自動車の通行、日本ではエレベーターのどちらサイドに立つかなど、二択事項についてはたいてい国や地域で異なります。 しかし、時計については例外な…
今回は、腕時計の「グループ」という目線です。 スイス時計産業においては、1980年頃から投資会社や有力企業グループによるM&Aが盛んになり、業界再編が急激に進みました。 現在、3つの巨大グループが存在しています(このほかにもグループはありますが省略…
今回は、腕時計のデザインについてです。 腕時計のデザイナーにおいては、「時計界のピカソ」と称された故ジェラルド・ジェンタ(Gérald Genta)氏が最も有名です。 https://oceans.tokyo.jp/watch/2019-0620-5/ 早速、ジェラルド・ジェンタ氏がデザインを手…
A.ランゲ&ゾーネの歴史・ストーリーについての前回記事のつづきです。 新生A.ランゲ&ゾーネは、「ランゲ1」のリリースにより再興を果たしました。 https://www.alange-soehne.com/ja/node/911 ランゲ1です。 1時位置には、「アウトサイズ・デイト」と呼ば…
A.ランゲ&ゾーネの歴史・ストーリーについての前回記事のつづきです。 ウォルター・ランゲ(4代目)は、東西ドイツ統一後、A.ランゲ&ゾーネの再興を試みました。 「あの頃はまだ何もありませんでした。作って売る時計もない、従業員もいない、社屋も機械も…
A.ランゲ&ゾーネの歴史・ストーリーについての前回記事のつづきです。 ランゲが祖国復興のために議員に提出した案が政府に承認されました。 それは、ランゲがザクセンのグラスヒュッテで15人の若者を見習工として雇い、3年内に育成し、独立させることを目指…
今回は、腕時計の「歴史・ストーリー」です。 特に欧州の機械式腕時計ブランドの歴史は古いものがたくさんあります。 世界最古の時計ブランドはブランパン(1735年創業)と言われています。 当時日本は江戸、8代将軍徳川吉宗(暴れん坊将軍のモデル)の時代…
前回につづき、腕時計の「ガラス」の話です。 ②ミネラルガラスは、市場に出回っている大多数の比較的安価な腕時計に用いられている風防です。 モース硬さで言うと、3~6程度といわれており、日常生活で擦った際に傷が付く可能性があります。 下記モデルはミ…
今回は、腕時計の「ガラス」の話です。 ガラスは、腕時計の文字盤を覆う素材として使用されるほか、シースルーバック(時計の中の動きが鑑賞できます。)の場合は裏蓋にも使用されます。 オメガ|スピードマスターの魅力的な選択肢! シースルーバックのスピ…